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2026-10-13: Ver. 18.1.0 の情報を公開しました
概要
アップデート日
- Ver. 18.1.0:2026-10-26(JST)予定
- 対象:即時アップデートのワークフロー基盤※
※システム管理者が新バージョンの即時適用を申請したワークフロー基盤
注意すべき変更点
- アプリアーカイブ(アプリのエクスポート/インポート形式)が YAML 形式に移行します
- メッセージ送信中間イベント(HTTP)にて、2027年4月に廃止予定の旧形式 URL/旧形式パラメータを使用している設定は、アプリ設定エラーになります(実行時エラーにはなりません)
- メッセージ送信中間イベント(HTTP)/スクリプトタスクにて、一部の
X-で始まるリクエストヘッダが指定できなくなります - ユーザ削除時に、削除ユーザのタスクを他のユーザへ強制割当する必要がなくなります。削除ユーザが処理中だったタスクは、ヒューマンタスクの設定に従ってエラー一覧に入るか、エラー境界イベントから処理が進みます
- REST API の role パラメータ(Membership API)、leader パラメータ(SystemAuthority/ProcessAuthority API)を指定した場合、Ver. 18.0 では 400 エラーとなっていましたが、エラーにならず無視されるようになります
Version 18.1.0 の詳細
◆ 全利用者向け機能の変更
- ケース詳細のワークフロー図にて、複数回通過したフローを太く表示するように(#10246)
- 太さは、そのケース内での相対的な通過回数を表します
- ダッシュボードのケース集計にて、グラフ選択の UI を改良(#11010)
- 表示のみのテーブル型データ項目の表示方式を、編集可能な場合と同じ方式に変更(#11155)
- ケース詳細(新しいウィンドウで開いた場合を含む)/タスク処理画面などが対象
- アプリ詳細画面など、アプリに紐づく画面の縦スクロールの範囲と「戻る」ボタンの位置を調整(#11349)
- ロゴを変更(#11545)
◆ ワークフロー設計者(アプリ開発者)向け機能の変更
- アプリアーカイブを YAML 形式に移行(#11179)
- 原則として単一の YAML ファイルとなります
- PDF 生成で利用するテンプレート PDF を含む場合のみ、YAML ファイルと PDF ファイルを含む zip ファイルとなります
- ケースごとのノードインスタンス数の上限超過によりケースが異常終了した場合、コントロール権限ユーザに通知されるように(#11737)
- アプリ新規作成画面などにて、カテゴリを入力する UI を改良(#11346)
- アプリ編集画面にて、MCP ツール経由など別の経路でアプリ設定が更新された場合、アプリ設定を再読み込みするように(#11796)
選択型データ項目
- 選択肢に、選択肢 ID とラベル以外の任意プロパティ(属性)を定義できるように(#11724)
- 対応する選択肢の種別は、固定の選択肢と選択肢マスタ(アプリ固有/共有)です
- データ更新の SpEL テンプレートや、スクリプトタスクのスクリプトから、任意プロパティの値を参照できます
- 例えば「『商品』データ項目で選択されている商品の category プロパティの値」を参照できます
- 文字型データ項目にて、選択型データ項目の選択肢の任意プロパティの値を、フォーム上で自動コピーする設定を追加(#11732)
- 選択型データ項目の値に連動して、文字型データ項目に任意プロパティの値がコピーされます
- 数値型データ項目の演算式にて、選択型データ項目を参照できるように(#5102)
- 選択されている選択肢の ID/ラベル/任意プロパティを数式の一部に指定できます
- データ更新工程で数値型データ項目を更新する式にて、選択型データ項目を参照できるように(#11980)
- 選択肢マスタ更新にて、任意プロパティの値を含めて選択肢マスタを更新できるように(#11807)
- Form JavaScript API から、選択されている選択肢の任意プロパティの値を参照できるように(#11844)
ファイル型データ項目
- ファイル名の重複をバリデーションエラーにするオプションを追加(#11733)
- オプションを設定すると、複数の添付ファイルに同じファイル名があった場合、実行時にバリデーションエラーとなります
- 大文字/小文字は区別せず、同じファイル名とみなします
ヒューマンタスク/受信タスク(フォーム)等の締め切り
- 締め切り設定の簡易設定 UI で指定できる組み合わせを拡張(#11697)
- 日付型データ項目で、「年月日」に加えて「年月」「年」タイプを選択できるように(「月日」タイプは対象外)
- 日時型データ項目で、その時刻を締め切りにするほか、その日付の「00:00」を締め切りにする指定も選べるように
処理失敗の通知メール
- 「Gmail: メール受信時」「kintone: レコード作成時」などの開始イベントで処理に失敗した場合の通知メールを、HTML メールに変更(#10317)
- 「Box: ファイルアップロード」などの工程で処理に失敗した場合の通知メールにて、工程名が空のときは「Box: ファイルアップロード」などのアイテム名を表示するように(#11644)
- 上記の開始イベントも対象です
メッセージ送信中間イベント(HTTP)
- 接続先が受信タスク(HTTP)の旧形式 URL(2027年4月に廃止予定)である場合、アプリ設定エラーとなるように(#10165)
- 旧形式 URL:/System/Event/IntermediateMessage/{アプリID}/{ノード番号}/receive
- メッセージ開始イベント/受信タスク(HTTP)に旧形式パラメータでリクエストを送信している場合、アプリ設定エラーとなるように(#11414)
- #10165・#11414 とも、接続先は引き続き旧形式を受け付けるため、実行時エラーにはなりません。Ver. 18.1 へのバージョンアップ時にある程度は自動移行され、移行されなかったものがアプリ設定エラーとなります
- メッセージ送信中間イベント(HTTP)/スクリプトタスクにて、
X-で始まる一部のリクエストヘッダを新たに禁止(#11736)- リバースプロキシ系のヘッダ:
X-Forwarded-で始まるヘッダ、X-Real-IP - メソッド上書き系のヘッダ:
X-Http-Method、X-Http-Method-Override、X-Method-Override- 値が
CONNECT/TRACE/TRACKの場合のみ禁止。PUTなどの値は引き続き指定可能
- 値が
- リバースプロキシ系のヘッダ:
メッセージ開始イベント(HTTP)
- 本体のリクエストとファイルの事前アップロードで返すエラーコードを統一(#11922)
◆ システム管理者向け機能の変更
- ユーザ削除時に、削除ユーザのタスクを強制割当する必要がなくなるように(#8955)
- 引き受け待ちのタスクは、残りの候補者が 1 人の場合はそのユーザに自動割当され、2 人以上の場合はそのまま残ります
- 削除ユーザが処理中のタスク(チームタスクで処理担当者がいなくなった場合を含む)は、ヒューマンタスクの設定「処理担当者がいなくなった場合にエラーにする」に従い、エラー一覧に入るか、境界エラーイベントから処理が進みます
- システム設定にて、Basic 認証の利用範囲を制御できるように(#11753)
- 「全面禁止」「自環境内のワークフローアプリからのアクセスのみ許可(外部発を拒否)」「システムとして制限せず、ユーザ単位設定に従う」から選択します
- 既存のワークフロー基盤の初期値は「システムとして制限せず、ユーザ単位設定に従う」です。これまでと動作は変わりません
- 推奨は「自環境内のワークフローアプリからのアクセスのみ許可(外部発を拒否)」です。ワークフローアプリ以外からの REST API アクセスに Basic 認証を使用することは推奨しません
- ケースログ/システムログにて、OAuth2 と Basic 認証の区別、および OAuth2 クライアント ID を記録するように(#11752)
- MCP サーバ経由の操作も OAuth2 によるアクセスとして記録されます
- システム設定 > アプリ外部連携 > メッセージ送信中間イベント(HTTP)の詳細画面に、「一覧へ戻る」等のナビゲーションを表示(#11633)
OAuth2/API クライアント
- API クライアントにて、CIMD(Client ID Metadata Document)方式に対応(#11653、#11678)
- 事前に API クライアントを登録しなくても、OAuth2 クライアントを利用できるようになります
- claude.ai や chatgpt.com など、MCP クライアントとの連携設定が容易になります
- CIMD のクライアント情報や関連する認可をシステム設定で管理できます
- API クライアントにて、登録クライアントの認可を管理できるように(#11750)
- API クライアントを利用しているユーザ数、発行されているトークンの一覧、最終トークン発行日時を表示します
- 「認可を全て取り消し」で、その API クライアントに紐づくすべてのトークンを無効化できます
- クライアント認証なし(PKCE)のクライアントにも、リフレッシュトークンを発行するように(#11657)
- リフレッシュトークンローテーションを適用しています
- リダイレクト URI のホストが localhost の場合、ポート番号の違いを許容するように(#11739)
- ネイティブアプリの OAuth2 クライアントが対象です
MCP サーバ
- ケースの開始・タスク処理向けのツールを追加(#11622、#11623、#11755、#11921)
- ケースの開始/タスク処理/開始可能アプリの検索/ファイル型データ項目へのファイルアップロード
- 大きなファイルはアップロードできません。REST API を利用してください
- ユーザ/組織/役職/ロールの検索ツールを追加(#11798)
- アプリ管理者向けのツールを追加(#11775、#11797、#11668、#11902、#11924、#11936、#11942)
- アプリ作成/アプリのプロパティ編集/アプリ編集/デバッグケースの開始/バージョンメモの取得・更新/アプリから参照可能なアドオン一覧/アプリから参照可能な認証設定一覧
- MCP 専用の OAuth2 スコープ(
mcp:any、mcp:read)を分離(#11740)- MCP 専用のスコープでは REST API にアクセスできません
- REST API 用のスコープ(
any、read)では、引き続き MCP ツールにアクセスできます
- アプリ一覧ツール(list_process_models)にて、一般ユーザにアプリ管理者向けメモが出力されていた不具合を修正(#11879)
◆ Questetra REST API Developer 向け機能の変更
- /API/UGA/Membership/add、/API/UGA/Membership/update の role パラメータを指定した場合、エラーにならず無視されるように(#11332)
- Ver. 18.0 では 400 エラーとなっていました
- /API/Admin/SystemAuthority/addToQgroup、/API/Admin/ProcessAuthority/addToQgroup の leader パラメータを指定した場合、エラーにならず無視されるように(#11711)
- Ver. 18.0 では 400 エラーとなっていました
- ユーザ自身が、有効時間とスコープを指定した個人アクセストークンを発行できるように(#11754)
- 有効時間は最大 24 時間です
- アカウント設定 > 連携アプリにて、ユーザ自身が発行済みのアクセストークン/リフレッシュトークンを確認・無効化できるように(#11679)
- REST API にて、個人アクセストークン(Bearer)による認証をサポート。REST API Reference にも反映(#11800)
- /API/OR/ProcessModel/list にて、一般ユーザにアプリ管理者向けメモが出力されていた不具合を修正(#11879)
アプリ編集関連
- アプリアーカイブの YAML 形式の仕様を公開(#11628)
- 開発中バージョンのアプリ設定を取得する API、全置き換えする API を追加(#11788)
- バージョンメモを取得・更新する API を追加(#11878)
- デバッグケースを開始する API を追加(#11896)
- アプリから参照可能なアドオンの一覧を取得する API を追加(#11926)
- アプリから参照可能な認証設定を取得する API を追加(#11937)
アプリのリリース
- リビジョン番号を指定して同時編集をチェックできるように(#7149)
- 指定したリビジョン番号と実際のリビジョン番号が一致しない場合、リリースに失敗します
- リビジョン番号を指定しない場合は、これまで通りチェックせずにリリースします
- アプリのリリース時に note を省略した場合、開発中バージョンで編集していたバージョンメモを消さないように(#11925)
- これまでは note を省略すると、バージョンメモが空になっていました
タスク処理関連
- 選択型データ項目の選択肢を検索する API を追加(#11840)
- ファイル型データ項目の添付ファイルを事前アップロードする API を追加し、タスク処理 API で事前アップロードしたファイルを指定できるように(#11841、#11892)
- 合計 100 MB を超える複数ファイルを添付できるようになります
- 添付済みファイルの一部だけを外す操作が容易になります
仕様などの変更予定
将来バージョンにて、次の仕様変更、システム基盤の変更を予定しております。
対応時期未定
- 全アプリおよび全データ項目が全ユーザから可視になる予定です(#11510)
- Ver. 18.1 で対応予定としていましたが、Ver. 18.1.0 では実施していません。今後のバージョンで実施します
- 現在は「データ閲覧権限があるアプリのケース」「処理に関わったケース」に依存してアプリやデータ項目の可視性が決まる仕様
- 今後は「どのようなアプリがあるか」「各アプリにどのようなデータ項目があるか」を全ユーザ共通で確認できるようにする
- ケース自体やデータ項目の値については可視性の仕様変更はない(これまで閲覧できなかったケースが見えるようになる訳ではない)
2026年12月 対応予定
- Basic 認証・Bearer 認証(OAuth2 のアクセストークン、個人アクセストークン)による /API/ 以外の領域へのアクセスが禁止されます(#11639)
- 公開 API はすべて /API/ 以下にあります。/API/ 以外の画面等へのこれらの認証によるアクセスはできなくなります
2027年4月 対応予定
- メッセージ開始イベント/受信タスク(HTTP)にて、データ定義番号を含む旧形式の受信パラメータ(data[XX].input など)が廃止されます
- 旧形式の受信パラメータが使用された場合、ケースログに警告メッセージが出力されます
- HTTP 送信元にて、フィールド名を利用したパラメータを指定するように変更してください
- Ver. 18.0 で廃止予定だったものが 1 年延期されます
- 受信タスク(HTTP)(旧称:メッセージ受信中間イベント(HTTP))で利用されていた旧形式の URL が廃止されます
- /System/Event/IntermediateMessage/{アプリID}/{ノード番号}/receive
- 次の形式の URL を利用してください
- /System/ReceiveTask/HttpPost/{アプリID}/{ノード番号}/receive
- [IPアドレス制限]を利用している場合、URL 変更に合わせた設定変更が必要となります
- Questetra REST API にて、タスク処理の API(/API/PE/Workitem/{workitemId}/Form/save)で分岐先を指定する flow パラメータが廃止されます



