
売上金額・売上日・決済予定日から、売上金の振替伝票TSV(text/tab-separated-values)を生成します。一括して売上計上するケース、数か月に分けて売上分割するケース、それらが複合するケースに対応します(分割剰余は初月に加算されます)。 会計システムにインポート可能なファイルを生成させるは、下流工程に「TSV to Excel-CSV FILE」などのコンバータを配置して下さい。
入力データ
- A’: Aで選択したデータ項目に格納されている振替伝票の摘要名
- B’: Bで選択したデータ項目に格納されている売上高(一括計上分)
- C’: Cで選択したデータ項目に格納されている一括売上計上の日付
- D’: Dで選択したデータ項目に格納されている売上高(分割計上分)
- E’: Eで選択したデータ項目に格納されている分割売上計上の初回日付(次月以降の振替伝票は自動的に「1日」の日付になります)
- F’: Fで選択したデータ項目に格納されている分割数(月数)
- G’: Gで選択したデータ項目に格納されている決済(入金)の予定日
サービス出力
- 振替伝票(仕訳伝票)の TSV データが、X で指定した文字列型データ項目に格納されます
注意事項
TSV データの各行(各レコード)が振替伝票(仕訳伝票)1枚に相当します
TSV データのままでは会計システム(会計ソフト/会計クラウド)にインポートできません。「インポートファイル」は、下流工程に「TSV to Excel-CSV FILE」などの自動変換工程(コンバータ)を配置して生成させます
売上の振替伝票は、売上計上日が「決済予定日」と同日もしくは前の場合は「売掛金売上行のテンプレート」が適用され、売上計上日が「決済予定日」より後の場合は「前受金売上行のテンプレート」が適用されます
現預金回収の振替伝票(入金仕訳)は「決済予定日」の日付にて生成されます(複合仕訳)。(実際の入金日情報は会計システム側で修正する必要があります)
インポートファイルの「見出し行」は会計システムによって異なります。コンフィグ項目「H」にてカンマ区切りで設定してください。無指定の場合は「MFクラウド会計」の「見出し行」(21項目)が自動的にセットされます
- MFクラウド会計の見出し行(21項目)
- 取引No,取引日,借方勘定科目,借方補助科目,借方税区分,借方部門,借方金額(円),借方税額,貸方勘定科目,貸方補助科目,貸方税区分,貸方部門,貸方金額(円),貸方税額,摘要,仕訳メモ,タグ,MF仕訳タイプ,決算整理仕訳,作成日時,最終更新日時
- Freeeの見出し行(22項目)
- 日付,伝票番号,決算整理仕訳,借方勘定科目,借方科目コード,借方補助科目,借方補助科目コード,借方部門,借方金額,借方内税/外税,借方税区分,借方税額,貸方勘定科目,貸方科目コード,貸方補助科目,貸方補助科目コード,貸方部門,貸方金額,貸方内税/外税,貸方税区分,貸方税額,摘要
各列におけるデータ挿入位置やフォーマットは会計システムによって異なります。コンフィグ項目「I~O」にて設定してください。無指定の場合は「MFクラウド会計」の仕様が自動的にセットされます
各行のテンプレートは、売掛金売上・前受金売上・売掛金回収・前受金回収の4パターンについて、コンフィグ項目「P~S」にて設定してください。無指定の場合は「MFクラウド会計」の仕様が自動的にセットされます
もしテンプレートにおいてワークフローデータを参照したい場合には、EL式にて設定します。たとえば勘定科目「売掛金」の補助科目の位置に『#{data[’14’]}』と設定すれば案件データが自動参照され「〇〇株式会社」といった補助科目名が記録されます。あるいはまた勘定科目「売上高」の補助科目の位置に『#{data[’13’]}』と設定すれば案件データが自動参照され「SaaS」といった補助科目名が記録されます
JavaScript知識のある開発者の方であれば「取引No」(振替伝票ID)のフォーマットをカスタマイズすることも可能です。定義ファイルの変数「tmpSlipId」の代入式を編集してください