リリース概要
リリース日
注意すべき変更点
- [予告] 2019年以降、その時点で3年程度以上前に作成されたアプリアーカイブをインポートできなくなります
- ページ末尾【仕様などの変更予定】にて、将来バージョンでの変更予定を記載しておりますので、ご確認下さい。
Version 11.7 の詳細
◆ 一般従業員向け機能の変更
ワークフロー
- ファイル型データ項目にて、添付解除されたファイルが実際に削除されるタイミングを、プロセス終了時からデータ更新時([タスク処理完了]時、[保存して中断]時)に変更
- プロセス詳細画面にて、ヒューマンタスクの候補者やチームタスクの処理担当者の表記を「など○名」に変更
- これまでダイアログで全対象者を表示していたが、数名は元の画面で表示するように対応
- 印刷用画面ではこれまで通り非表示のまま変更なし
- [ヒートマップ]の凡例にて、「イベント」の表記を「イベント/受信タスク」に変更
- プロセス/タスク検索にて、パフォーマンス向上に向けた改良
- 次の不具合を修正
- [みんなの成果]にて、「月の絞り込み」「工程の絞り込み解除」操作の際、API へのアクセスで通信エラーが発生する
オープンチャット/ダッシュボード/アカウント設定
- なし
◆ 管理職 (ワークフロー管理者)向け機能の変更
- なし
◆ ワークフロー設計者向け機能の変更
- マニュアルへのリンクの表記を「ヘルプ」に統一
- 一時停止中のアプリがバリデーションエラーとなった場合、最初にエラー検知されたときのみ通知されるように対応
- ワークフロー基盤(Questetra BPM Suite)起動時に、全アプリのバリデーションチェックを行うように対応
- [予告] 3年程度以上前に作成されたアプリアーカイブをサポート対象外とする
- 2019年から実施予定
- 2019年時点では2016年以降が、2020年時点では2017以降がサポート対象となる(常に過去3年がサポート対象)
- サポート対象外のアプリアーカイブはインポートできない
- 次の不具合を修正
- [メッセージ送信中間イベント(HTTP)]にて通信中にプロセスが強制終了/削除されると、通信コネクションが残ったままとなる
- 一時停止中でエラーのあるアプリにて、[再開]メニューが表示されない
- メニュー表示はされるが利用できないように対応
メッセージ開始イベント / 受信タスク (Webhook)
- HTTP レスポンス内容を設定できるように対応
- 「サービスタスク(データ設定)」と同じ形式(EL式も利用可)で、レスポンスを定義
- 親子関係の2つのプロセス(サブプロセス)にて、子->親へのデータ送信だけでなく、親->子へのデータ取得が実現できるようになる
- 受信する HTTP リクエストのメソッドにて「GET / PATCH / DELETE」に対応
- 「受信タスク (Webhook)」を強制終了できるように対応
- 処理失敗の際、「プロセスログ」に記録するように対応
- 「メッセージ開始イベント (Webhook)」についてはノードが特定できた場合
- 「受信タスク (Webhook)」についてはトークンが特定できた場合
- 次の箇所から「メッセージ開始イベント/受信タスク (Webhook)」のプロセスログを参照できるように対応
- アプリ詳細画面のリリース済みバージョンのワークフロー図にて、「メッセージ開始イベント/受信タスク (Webhook)」のプロパティから詳細画面を開く
- 指定のノードについて、プロセス横断でログを参照できる
- 「アプリ管理権限」および「コントロール権限」が必要
- プロセス詳細画面の「管理者モード」にて、[プロセスログ]を開く、または「受信タスク (Webhook)」の処理記録から「自動処理ログ」を開く
- アプリ詳細画面のリリース済みバージョンのワークフロー図にて、「メッセージ開始イベント/受信タスク (Webhook)」のプロパティから詳細画面を開く
メッセージ開始イベント (メール)
- 「メッセージ開始イベント (メール)」が有効になっていないワークフロー基盤では、「メッセージ開始イベント (メール)」を利用しているワークフローアプリがエラーとなるように対応
- [システム設定]>[アプリ外部連携]>[メッセージ開始イベント (メール)]にて、有効/無効を切り替えると、ワークフローアプリのエラーの有無も変わる
受信タスク (フォーム)
- 新しい BPMN 工程アイコン、「受信タスク(フォーム)」を追加
- 「メッセージ開始イベント(フォーム)」の受信タスク版
- ワークフロー基盤にユーザアカウントを持たない利用者が、ワークフロー途中でデータ入力できるフォームを公開できるようになる
- URL の仕様は、「受信タスク (Webhook)」と同じ
タイマー中間イベント
- タイマー日時を EL 式を利用して指定できるように対応
サービスタスク(Google Drive)
- 「エラー境界イベント」に対応
- エラー終了時に、エラー境界イベントからの接続先に遷移できるようになる
- Google チームドライブのフォルダにファイルをアップロードできるように対応
- アップロード先フォルダを、「フォルダ ID」で指定する場合、チームドライブも指定できるように対応
- 「パス」で指定する場合は、これまで通り、マイドライブのみに対応
スクリプトタスク / サービスタスク(Add-on)
- 「エラー境界イベント」に対応
- エラー終了時に、エラー境界イベントからの接続先に遷移できるようになる
- 「自動処理ログ」を「プロセスログ」に出力するように対応
- プロセス詳細画面での表示に加え、[プロセスログ]でもログを確認できるようになる
- スクリプト実行エンジンとして「Nashorn」を使用できるように対応
- デフォルトの実行エンジンを「Rhino」から「Nashorn」に変更
- Nashorn では、E4X / data / retVal は利用できない
- Nashorn では、let / const を利用できる
- 「サービスタスク(Add-on)」の定義ファイルにて、<engine-type> 要素にて実行エンジンを指定できるように対応
- 0:Rhino(デフォルト値)、1:Nashorn
プロセスログ
- CSVダウンロードしたファイルにて、「タスクID」「イベントID」をひとつにまとめ、名称を「ノードインスタンスID」に変更
- プロセス開始時に、開始したノードをログに記録するように対応
- プロセスログ一覧にて、詳細内容は [+] クリックで表示するように対応
- 「異常終了」を中心に、メッセージ(表記)を改良
- 「コントロール権限」「データ閲覧権限」をもったユーザは、該当アプリのプロセスログを閲覧できるように対応
- 「システム管理者」以外でも、閲覧できるように方針を変更
- プロセス詳細画面から、該当プロセスのプロセスログを確認できるように対応
- 管理者モードにて、[プロセスログ]ボタンが表示される
- プロセスログにて、トークンに関するログ/タスク生成のログを削除
◆ システム管理者向け機能の変更
- 次の不具合を修正
- [システム設定]>[Google 連携]にて、英語での説明文章にスペルミス
◆ システムエンジニア向け機能の変更
- [API マニュアル(Swagger Spec)]にて、「メッセージ開始/受信中間イベント(HTTP)」の定義を削除
- 「メッセージ開始イベント/受信タスク(Webhook)」と同じ対応に変更
◆ 外部ツール等の機能および非機能面での変更
- 長時間の未完了処理がシステムパフォーマンスに影響を与えないよう、データベースへの接続時間に上限を設定
- jQuery を 2.2 から 3.3 にバージョンアップ
仕様などの変更予定
将来バージョンにて、次の仕様変更、システム基盤の変更を予定しております。
2018年対応予定
- Questetra へのアクセスの際、正規化されていない URL(スラッシュが連続している等)でのアクセスを禁止します(2018年春〜夏)
- 「メッセージ開始イベント(HTTP/フォーム)」「メッセージ受信中間イベント(HTTP)」にて、processModelInfoId / nodeNumber、および key(「フォーム」のみ)をリクエストパラメータに含む形式の URL を廃止します(2018年秋)
- 廃止される形式
- /System/Event/MessageStart/start?processModelInfoId=123&nodeNumber=0
- /System/Event/IntermediateMessage/receive?processModelInfoId=123&nodeNumber=4
- /System/Event/MessageStartForm/view?processModelInfoId=123&nodeNumber=1&key=XXXYYYZZZ
- 新しい形式(Ver. 11.4 以降)
- /System/Event/MessageStart/123/0/start
- /System/Event/IntermediateMessage/123/4/receive
- /System/Event/MessageStartForm/123/1/XXXYYYZZZ/view
- 廃止される形式
- 「メッセージ送信中間イベント(HTTP)」にて、変数「${var[key]}」を廃止します(2018年秋)
- 呼び出し先の[メッセージ開始/受信中間イベント(HTTP)]にて key を自由に設定できるようになりました。セキュリティ等を考慮の上、適切な key を設定してください。
- key パラメータを送信の際は、${var[key]} を使用せず、イベントごとに設定した固定値を指定するようにしてください
- 「${var[key]}」を利用しているアプリは警告表示されるようになっております。廃止されるまでは現在の設定でも動作しますが、アプリをバージョンアップする際は、「${var[key]}」を利用しないように変更いただく必要がございます。
- 「スクリプトタスク」「サービスタスク(Add-on)」にて、次の形式のデータ参照/更新方法を廃止します(2018年秋以降)
- 参照:data.get(“1”)、更新:retVal.put(“1”, “hogehoge”)
- engine.findDataByNumber(1)、engine.setDataByNumber(1, “hogehoge”) など、新しい形式(Ver. 11.4 以降)への変更をお願いします(M230)
2019年対応予定
- 「全てのプロセス履歴を検索する」「タスク処理履歴を検索する」API にて、プロセスデータ項目を検索結果に含めるには、表示項目として明示的に指定するように変更します(2019年)
- 現在は、検索条件として指定されたプロセスデータ項目は自動的に検索結果にも含まれています
- 仕様変更後は、<view /> 要素が指定されているプロセスデータ項目のみが検索結果に含まれるようになります
- 3年程度以上前に作成されたアプリアーカイブをサポート対象外とします(2019年)
- 2019年時点では2016年以降が、2020年時点では2017以降がサポート対象となります(常に過去3年がサポート対象)
- サポート対象外のアプリアーカイブはインポートできません
お知らせ
- 無料ハンズオンセミナーの開催情報
ピンバック: 申込フォームで、メールの存在確認をはさむ — 受信タスク (フォーム) の使い方 — – Questetra Support
ピンバック: 申し込みフォームに期限を設定する — 受信タスク (フォーム) の使い方 — – Questetra Support
ピンバック: ワークフローの途中で、自動的に電話をかける – Questetra Support
ピンバック: 申し込みフォームに期限を設定する (改訂版) — 受信タスク (フォーム) の使い方 — – Questetra Support