リリース概要
リリース日
- 2023年4月17日 (月)
アップデート日
- 即時アップデートのワークフロー基盤:2023年4月17日 (月)
- 計画的アップデート、トライアルのワークフロー基盤:
[予定]2023年5月8日(月) or2023年5月15日(月)
注意すべき変更点
- マイタスク/引き受け待ちを取得する API が廃止されます
- ★言語設定にて「入門版」「京都弁」が廃止されます
- [予告:2024年4月]スクリプトエンジン「GraalJS(新名称:GraalJS (Nashorn Compatible Mode))」が廃止されます
- [予告:2024年4月]プロセスを開始する API(/API/PE/ProcessInstance/start)にて、パラメータ activityId を利用した形式が廃止されます
- ページ末尾【仕様などの変更予定】にて、将来バージョンでの変更予定が記載されておりますので、ご確認下さい
Version 15.0.0 の詳細
(★:2023-04-07 追記、★★:2023-04-14 追記)
◆ 全利用者向け機能の変更
ワークフロー
タスク処理
- タスクを[移譲]する際に移譲先ユーザを指定するインタフェースを変更(#8834)
- ファイル型データ項目にて、サムネイル画像に対応する画像サイズや作成処理(内部実装)を変更(#9057)
- [引き受けの取り消し]を行うとタスクの処理担当者(候補)がいなくなる場合でも、[引き受けの取り消し]ができるように対応(#8963)
- [引き受けの取り消し]後にエラータスクとなる
- 次の不具合を修正
- [他のプロセスのデータをコピー]後にデータ項目の表示位置が変わる場合がある(#9061)
- [引き受けの取り消し]を行った際に、引き受け候補者が 1000 ユーザを超えてしまう場合がある(#8951)
- 対象ユーザが 1000 を超える場合はエラータスクとなるように対応
プロセス/タスク検索
- 次の不具合を修正
- フィルタ条件で数値型データ項目を指定する際、小数点の種類(カンマかピリオド)によって入力値のチェック内容が異なる(#8995)
- ★★ヘッダ部の検索ボックスにて、検索文字列によっては正常に検索できない場合がある
オープンチャット
- 添付ファイルのサムネイル画像に対応する画像サイズや作成処理(内部実装)を変更(#8775)
- ★トピック名の文字数に上限(128文字)を設定(#9050)
- 上限を超えたトピックが付与されている場合、投稿時にエラーとなる
アカウント設定
- ★言語設定にて「入門版」「京都弁」を廃止(#9091)
- 「入門版」「京都弁」を選択しているユーザは「日本語」に移行される
◆ ワークフロー設計者向け機能の変更
新規作成
- Ver. 11.13(2020年3月)以前のワークフロー基盤にてエクスポートされたアプリアーカイブ(qar ファイル)はインポートされないように対応(#8865)
データ項目
- 数値型データ項目にて入力チェックを強化(#9008)
- 全角数字がエラーとなるように対応
- 小数点が 2 つあって、2 つ目が最後にある場合、エラーとなるように対応
処理担当者
- [スイムレーン]のプロパティ設定画面内で、処理担当者設定を直接行えるように対応(#8847)
- [候補者の表示]の表示対象に上限を設けるよう対応(#8952)
- 合計数表示し、ユーザ名が表示されるのは10ユーザまで
データ更新
- ユーザ/組織/ロールの削除予定フラグの値を参照できるように対応(#8897)
- SpEL 式の例:#q_quser?.isDeletedInFuture()
- Content-Type に含まれる charset のみを参照できるように対応(#9034)
- SpEL式の例:#q_file?.getCharset()
- 子プロセス(サブプロセス)から親プロセス ID を参照できるように対応(#9004)
- SpEL 式:parentProcessInstanceId
メッセージ送信中間イベント(メール)
- プロセス詳細画面の処理記録から自動処理ログ(プロセスログ)を確認できるように対応(#9041)
- 次の不具合を修正
- テキストファイルを添付した場合、添付ファイルが壊れてしまう場合がある(#9045)
- 添付ファイルは、固定で base64 エンコーディングされるように対応
- [スクリプトタスク]にてメール送信する場合(EmailService)も同様
- テキストファイルを添付した場合、添付ファイルが壊れてしまう場合がある(#9045)
メッセージ開始イベント/受信タスク(フォーム)
- 次の不具合を修正
- 対象フォームにて[IPアドレス制限]を設定すると送信完了ページが表示されないことがある(#5277)
- 対象フォームにて[IPアドレス制限]を設定すると一部のメッセージが表示されないことがある(#9065)
外部のクラウドサービスと連携する自動処理工程/データ処理を行う自動処理工程
- 次の自動処理工程(サービスタスク)にて、仕様変更、内部実装の変更、または不具合を修正
- Google Workspace
- Google ドライブ
- Google ドライブ: ファイルアップロード(#8905)
- Google ドライブに接続するユーザが削除された場合のエラーメッセージを変更
- Google ドライブ: ファイル / フォルダ削除(#8924)
- 概要説明文を更新
- Google ドライブ: フォルダ検索(#8934)
- 概要説明文を更新
- Google ドライブ: 共有リンク作成(#8903)
- 概要説明文を更新
- Google ドライブ: 共有リンク削除(#8904)
- 概要説明文を更新
- ★Google ドライブ: フォルダ作成(#8885)
- 概要説明文を更新
- Google ドライブ: ファイルアップロード(#8905)
- Google カレンダー
- Google カレンダー: 予定追加(#8945)
- 概要説明文を更新
- Google カレンダー: 予定のカレンダー移動(#8944)
- 概要説明文を更新
- Google カレンダー: 予定削除(#8943)
- 概要説明文を更新
- Google カレンダー: 予定追加(#8945)
- Google スプレッドシート
- Google スプレッドシート: 選択肢データの一括取得(#9020)
- 概要説明文を更新
- 日付データは日付テキストとして取得されるように変更
- Ver. 14.2 までは数値として取得されていた
- [Google スプレッドシート: 行取得]の仕様と合わせる
- Google スプレッドシート: シート追加(#9033)
- 概要説明文を更新
- Google スプレッドシート: シートコピー(#8920)
- 概要説明文を更新
- Google スプレッドシート: シート削除(#8996)
- 概要説明文を更新
- Google スプレッドシート: 行追加(#8937)
- 概要説明文を更新
- Google スプレッドシート: 行追加 (テーブル型データ)(#8983)
- 概要説明文を更新
- Google スプレッドシート: 行取得(#9027)
- 概要説明文を更新
- Google スプレッドシート: 行更新(#8921)
- 概要説明文を更新
- Google スプレッドシート: ファイル作成(#9038)
- 概要説明文を更新
- Google スプレッドシート: 選択肢データの一括取得(#9020)
- Google ドライブ
- Microsoft 365
- Excel
- ★Microsoft 365 Excel: 行挿入(#8982)
- 概要説明文を更新
- シートIDを利用して API リクエストを行うように内部実装を変更
- 設定画面ではシート名を指定する(変更なし)
- シート名に半角括弧が含まれているシートを指定できない問題への対応
- ★Microsoft 365 Excel: 行挿入(#8982)
- OneDrive for Business
- ★Microsoft 365 OneDrive for Business: ファイルアップロード(#9067)
- ファイルアップロードに PUT リクエストを使用する場合の Content-Type を application/octet-stream 固定に変更
- 4MB 以下で charset=Shift_JIS のファイルを OneDrive にアップロードできない問題への対応
- ファイルアップロードに PUT リクエストを使用する場合の Content-Type を application/octet-stream 固定に変更
- ★Microsoft 365 OneDrive for Business: ファイル / フォルダコピー(#9068)
- 「コピー中」でエラーとならないよう、コピー完了を待つように対応
- (定義ファイルを「アドオン自動工程」として登録した場合は同じように動作しません)
- 「コピー中」でエラーとならないよう、コピー完了を待つように対応
- ★Microsoft 365 OneDrive for Business: ファイルアップロード(#9067)
- Excel
- Box
- Box: フォルダ削除(#8901)
- 概要説明文を更新
- Box: フォルダ共有リンク削除(#8902)
- 概要説明文を更新
- Box: ファイルを PDF/テキスト/画像でダウンロード(#9028)
- 「ファイル作成中」でエラーとならないよう、ファイル作成完了を待つように対応
- (★定義ファイルを「アドオン自動工程」として登録した場合は同じように動作しません)
- 「ファイル作成中」でエラーとならないよう、ファイル作成完了を待つように対応
- Box: フォルダ削除(#8901)
- Google Workspace
サービスタスク(子プロセス開始)
- 工程の名称を[サービスタスク(開始イベントに HTTP リクエスト)]から[サービスタスク(子プロセス開始)]に変更(#9000)
- 仕様を拡張し、次のことができるように対応(#9042)
- (「親プロセス」にて)「子プロセス」の完了を待機することができる
- 「子プロセスの終了を待つ」オプションを追加
- 「子プロセス」が正常終了すると、「子プロセス」の値が取得される
- 「子プロセス」が異常終了すると、サービスタスク(工程)は「処理失敗」となる
- (「親プロセス」から)「子プロセス」のデータの値を取得することができる
- 「子プロセス(子アプリの定義)」側で、「親プロセス(親アプリ)」が参照できるように設定されているデータ項目の値のみ取得できる
- (BPMN の「サブプロセス」に相当する機能を実現)
- (「親プロセス」にて)「子プロセス」の完了を待機することができる
- 自アプリの[サービスタスク(子プロセス開始)]はパレットに表示されないように対応(#9030)
メッセージ開始イベント(HTTP / Webhook)
- [メッセージ開始イベント(HTTP)]でデバッグ実行できるように対応(#5277)
- “Questetra-Debug: true” ヘッダ付きで HTTP リクエストを行うと、デバッグプロセスが開始される
- 通常の[デバッグ実行]とは異なり、「プロファイル」を指定することはできない
- [ヒューマンタスク]は対象アプリの「最終編集ユーザ」に対して割り当てられる
- 別のプロセスから[メッセージ開始イベント(HTTP / Webhook)]が呼び出されてプロセス開始された場合、呼び出し元プロセスを親プロセスとして管理するように対応(#8977)
- プロセス詳細画面にて「開始ユーザ」の代わりに「親プロセス ID」が表示される
- 同一ワークフロー基盤内から HTTP リクエストされた場合のみ「親プロセス ID」が表示される
メッセージ送信中間イベント(HTTP)
- デバッグプロセスから HTTP リクエストする際、Questetra-Debug ヘッダが送信されるように対応(#8985)
- デバッグプロセスの場合、宛先に関わらず “Questetra-Debug: true” ヘッダが含まれるようになる
- [メッセージ開始イベント(HTTP)]での対応(#5277)と合わせ、デバッグプロセスからは(別の)デバッグプロセスが開始されるようになる
- [スクリプトタスク]にてHTTP送信する場合(HttpClient)も同様
- HTTP リクエストする際、Questetra-Pid ヘッダが送信されるように対応(#8988)
- 宛先に関わらず Questetra-Pid ヘッダが含まれるようになる
- ヘッダの値は、自身の「プロセスID(数字のみ)」
- [スクリプトタスク]にてHTTP送信する場合(HttpClient)も同様
- [カスタム HTTP ヘッダ]にて、「Questetra-Debug」「OpenAI-Organization」を許可リストに追加(#8986、#9074)
- Questetra-Debug:デバッグプロセスから、デバッグプロセスではない通常のプロセスを開始したい場合に利用
- 「POST(リクエストボディ)」で Content-Type に “text/*” が指定された場合のみ、charset が自動的に補完されるように対応(#9024)
- Content-Type の指定に関するバリデーションを強化(#9049)
- 内部実装を、[スクリプトタスク]の HTTP リクエスト(HttpClient)の内部実装と統一(#8979)
- ★「レスポンスをデータ項目に保存」設定を行った場合、受け取ったレスポンスのコードや保存先データ項目のデータ型で処理が異なっていたのを統一(#9117)
- レスポンスボディがない場合、「空で保存する(ファイル型の場合は空のファイルを添付)」ように統一される
スクリプトタスク/サービスタスク(Add-on)
- スクリプトエンジン「GraalJS」の名称(ラベル)を「GraalJS (Nashorn Compatible Mode)」に変更し、新たに「GraalJS (Standard Mode)」を追加(#8458)
- [サービスタスク(Add-on)]では、「GraalJS (Nashorn Compatible Mode)」が「engine-type=2」、「GraalJS (Standard Mode)」が「engine-type=3」となる
- [サービスタスク(Add-on)]の定義ファイルにて、engine-type のデフォルト値を「Rhino(廃止済み) / engine-type=0」から「GraalJS (Standard Mode) / engine-type=3」に変更
- 「GraalJS (Nashorn Compatible Mode) / engine-type=2」を廃止予定(非推奨 / deprecated)
- 2024年4月(Ver. 16.0)に廃止され、「GraalJS (Standard Mode)」に強制的に移行される予定です
- Ver. 15.1 にて、アプリ定義エラーとなる予定です
- ユーザ/組織/ロールの削除予定フラグのプロパティにアクセスできるように対応(#8897)
- 例:quserDao.findByEmail(‘SouthPole@questetra.com’).isDeletedInFuture()
- メールへのファイル添付の際、Content-Type に Java 独自の charset が含まれないように対応(#9044)
- text/plain; charset=x-UTF-16LE-BOM のような Java 独自の charset が含まれる場合、charset は省略される
- EmailMessageWrapper.addAttachment() でファイル添付する際の処理
- HTTP リクエストを再実行する際、プロセスの状態をチェックするように対応(#8987)
- ワークフローエンジンが HTTP リクエストを行う際、裏でプロセスが終了/削除されている場合は、HTTP リクエストが行われないように対応
- [メッセージ送信中間イベント(HTTP)]の実装にあわせる
- 子プロセスから親プロセス ID にアクセスできるように対応(#9004)
- processInstance.getParentProcessInstanceId()
- 親プロセスからは子プロセスのデータや状態にアクセスできるように対応(#8989)
- 同一ワークフロー基盤内で[メッセージ開始イベント(HTTP / Webhook)]を呼び出した場合、対象プロセスは子プロセスとなり、呼び出し元は親プロセスとして管理される
- 子プロセス側のアプリ定義で親プロセスに公開されるよう設定されているデータ項目の値と子プロセスの状態を親プロセスから取得することができる
- HTTP リクエスト(HttpClient)にて、次のメソッドを利用できるように対応(#8990)
- request.containsHeader(String): 引数で指定したヘッダが既にリクエストに設定されているかどうか、true / false で返す
- request.body(): リクエストボディ無し(Content-Type 無し)で、PUT / POST / PATCH リクエストを行う
- HTTP リクエストする際、Questetra-Pid ヘッダが送信されるように対応(#8988)
- デバッグプロセスから HTTP リクエストする際、Questetra-Debug ヘッダが送信されるように対応(#8985)
- 「Questetra-Debug」「OpenAI-Organization」を HTTP ヘッダに追加できるように対応(#8986、#9074)
- Content-Type の charset 部の自動補完は “text/*” の Content-Type のみで行われるように対応(#9024)
- Content-Type に含まれる charset を取り出すメソッド(QfileView.getCharset())を追加(#9034)
- getContentType() で取得される値のうち、charset パラメータの値のみを抜き出す
- NewQfile / HttpClient / EmailService で Content-Type の指定に関するバリデーションを統一・強化(#9035)
- “type/subtype” の形式でないもの、半角英数・記号以外の文字が使用されているもの、Java で解釈不可能な charset が使用されているものなどはエラーとなる
- 廃止予定(非推奨 / deprecated)となっていた HttpClient の bearer() メソッドを(一旦)継続利用できるように変更(#9077)
- [HTTP認証設定]で対応できないパターンで Authorization Bearer ヘッダを追加しているケースがあるため
- AddableDate の廃止予定(非推奨 / deprecated)となっているメソッドが実行された場合、プロセスログに警告メッセージが出力されるように対応(#9078)
(※)アップデートに伴うアプリ定義エラー
* 既に稼働しているアプリはこれまで通りに動作します(実行時エラーとはなりません)
* アプリの新バージョンを[リリース]する際には、エラーを修正する必要があります
◆ システム管理者向け機能の変更
- ユーザのプロパティにて、削除予定のチェックを入れられる(フラグを立てられる)ように対応(#8853)
- 削除予定のユーザを参照しているアプリは、設定エラーとなる
- 実際にユーザが削除される前に、アプリの設定変更を行うことができる
- [ユーザ一括登録]>[Google Workspace との同期]の動作仕様を変更(#8930、8932)
- 削除対象ユーザについて、ユーザ名の前に「(*)」を入れる対応をやめ、削除予定フラグを立てるように変更
- Google Workspace 側で停止中のユーザは追加/更新対象から除外し、削除予定にする
- Ver. 14.2 までは、Google Workspace 側で停止中のユーザも、追加/更新対象となっていた
- Ver. 15.0 からは、Google Workspace 側に「存在しない」ユーザと同じ扱いにし、削除予定とする
- [ユーザ一括登録]の確認画面にて、ユーザ名/メールアドレスが長い場合でも、テーブル幅が広がらず折り返して表示されるように対応(#8933)
- 次の不具合を修正
- ★[ユーザ一括登録]>[Google Workspace との同期]にて、Questera 上の既存ユーザと同名ユーザ(メールアドレスは異なる)を登録しようとするとシステムエラーとなる(#8966)
- Questetra では同名ユーザは登録できないので、追加候補のリストから除外されるように対応
- (Firefox)ユーザや組織を選択するコンポーネントで、削除予定のユーザや組織が選択された際に取り消し線が表示されない(#8942)
- ★[ユーザ一括登録]>[Google Workspace との同期]にて、Questera 上の既存ユーザと同名ユーザ(メールアドレスは異なる)を登録しようとするとシステムエラーとなる(#8966)
プロセスログ
- 詳細ログがある場合に表示されるアイコンを変更(#8913)
- 表示カラムの「ID」を「ログ ID」に変更(#9080)
- ログ検索にて、「警告を含むログのみ」をフィルタ条件に指定できるように対応(#9079)
- ログ検索にて、ログ IDの範囲を指定して検索できるように対応(#9080)
◆ Questetra Rest API Developer 向け機能の変更
- ロールへの所属を検索する API で、削除予定のプロパティ(deletedInFuture)の値が応答に含まれるように対応(#8869)
- 対象のロールかユーザのいずれかが削除予定であれば、メンバーシップも削除予定となる
- タスクの[強制割当]の API で、新たに割り当てたタスク一覧を返すように対応(#8925)
- プロセス詳細を取得する API(/API/OR/ProcessInstance/view)にて、トークンがあるノード(activeTokenNodeName)が応答に含まれるように対応(#9072)
- プロセス/タスク検索 API で、親プロセス ID のプロパティ(parentProcessInstanceId)が応答に含まれるように対応(#9006)
- JSON でのレスポンスにのみ含まれる(CSV には含まれない)
- 次の API を廃止(#8191)
- [マイタスク]を取得: /API/PE/Workitem/listAllocated
- => /API/OR/Workitem/list?reportId=ALLOCATED を利用
- [引き受け待ち]を取得: /API/PE/Workitem/listOffered
- => /API/OR/Workitem/list?reportId=OFFERED を利用
- [マイタスク]を取得: /API/PE/Workitem/listAllocated
- 次の API について、内部実装を変更
- タスクの[強制割当]: /API/PIM/Workitem/reallocate(#8837)
- タスクの[引き受け]: /API/PE/Workitem/batchAccept(8970)
- プロセスの[強制終了]: /API/OR/ProcessInstance/stop(#8838)
- プロセスの[削除]: /API/OR/ProcessInstance/delete(#8839)
- プロセス詳細を取得: /API/OR/ProcessInstance/view(#8948)
- ★★ファイルダウンロード: /API/OR/ProcessInstance/File/download/ (#8949)
- 次の不具合を修正
- プロセス詳細を取得する API(/API/OR/ProcessInstance/view)にて、スター付きでも starred プロパティの値が false となる(#9071)
◆ 外部ツール等の機能および非機能面での変更
- なし
Version 15.0.1 の詳細
(2023-05-08 追記)
◆ 全利用者向け機能の変更
ワークフロー
- 次の不具合を修正
- ファイル型データ項目やオープンチャットの投稿に添付されている HTML ファイルをダウンロードすると元データと違うデータでダウンロードされてしまう(#9143)
- HTML ファイル: Content-Type が text/html のファイル
- Ver. 15.0.0 の不具合
- 処理フォームやプロセス詳細画面で複数行文字列の表示が折り返しされない(#9145)
- Ver. 15.0.0 の不具合
- ファイル型データ項目やオープンチャットの投稿に添付されている HTML ファイルをダウンロードすると元データと違うデータでダウンロードされてしまう(#9143)
◆ Questetra Rest API Developer 向け機能の変更
- [予告:2024年4月]プロセスを開始する API(/API/PE/ProcessInstance/start)にて、パラメータ activityId を利用した形式を廃止する(#9149)
◆ 外部ツール等の機能および非機能面での変更
- TLS 1.3 暗号化をサポート対象に追加(#7438)
- [メッセージ開始イベント(メール)]のメール受信からプロセス開始を担うプログラムの実行基盤(Google App Engine)をアップデートし Java 17 に対応(#9012)
仕様などの変更予定
将来バージョンにて、次の仕様変更、システム基盤の変更を予定しております。
2023年8月対応予定
- プロセス/タスク検索の API で、XML 形式の検索条件(criteria パラメータ)が廃止されます (※2023年4月から延期)
- プロセス検索: /API/OR/ProcessInstance/list, listCsv, listCsvUtf16
- タスク検索: /API/OR/Workitem/list, listCsv, listCsvUtf16
- (XML 形式での検索条件指定は Ver. 13.3(2022年1月)にて非推奨となりました)
2024年4月対応予定
- スクリプトタスク/サービスタスク(Add-on)にて、スクリプトエンジン「GraalJS(新名称:GraalJS (Nashorn Compatible Mode))」が廃止されます
- 「GraalJS (Standard Mode)」に強制的に移行されます
- スクリプトエンジンの移行に伴い、次のメソッド/プロパティが利用されている場合、動作仕様が変更となります (※2023年4月から延期)
- String#equals() メソッド
- 「===」や「==」を利用するコードに変更してください
- equals() は java.lang.String のメソッドとなります。String クラスが JavaScript String への対応を進める方向性のため、java.lang.String に由来するメソッドは利用しないようにしてください。
- Error#message プロパティ
- Error#toString() を利用するコードに変更してください
- Error オブジェクトの実体である java.lang.Throwable には、message プロパティはありません。JavaScript Error でも java.lang.Throwable でも定義されている toString() メソッドを利用してください。
- String#equals() メソッド
- スクリプトタスク/サービスタスク(Add-on)のスクリプトにて、廃止予定(非推奨 / deprecated)となっている API(Java クラス / メソッド)が廃止されます (※2023年4月から延期)
- 廃止予定の API が実行されるとプロセスログに警告メッセージが出力されます
- [プロセスログ]にて「警告を含むログのみ」で検索すると対象アプリや工程を確認できます(Ver. 15.0)
- 参照:R2300: スクリプトタスクで利用できる Java クラス
- プロセスを開始する API(/API/PE/ProcessInstance/start)にて、パラメータ activityId を利用した形式が廃止されます