
2025-04-04 :公開
2025-04-17 :「トピックの廃止」と「メンションについて」追記
2025-04-24:「データ移行について」追記
2025-04-25:「Ver.17.0 移行後の使い方で注意すべきこと」追記
Questetra の社内 SNS 機能である[オープンチャット]は、すべてのユーザがメッセージを検索・閲覧できる、開かれたコミュニケーションツールです。
一方で、「全ユーザがすべての投稿を閲覧できる」状態については、情報セキュリティの観点から懸念する声も寄せられていました。
近年のセキュリティ強化ニーズへ対応し、またより多くの人に利用してもらいやすい機能となるよう、近日公開予定の Questetra BPM Suite Ver.17.0 において、オープンチャットは名称も含めて大幅に刷新されます。新名称は[コラボチャット]となります。新しいチャット機能では、参加メンバのみに限定したプライベートなやり取りが可能になります。
なお、最新の情報は本記事にて随時更新・追記されます。
チャンネルの概念
Ver.17.0 では「チャンネル」の概念が新たに導入されます。「チャンネル」とは、特定の話題やメンバごとに会話を整理できるスレッド形式の投稿スペースです。

すべてのメッセージやコメントは、いずれかの「チャンネル」に投稿されるようになります。これにより、各チャンネルに参加しているメンバに限定した情報共有やコミュニケーションが可能となります。この仕組みは、Slack や Microsoft Teams、Google Chat など、多くのビジネスチャットツールで採用されているチャンネル/グループチャットと同様のものとなります。
なお、「チャンネル」の導入に伴い、従来の「フォロー」の概念は廃止されます。
チャンネルには大きく3つの種類があり、組織構造やアプリに基づくものに加えて、ユーザが自由に作成できるものもあります。
[組織]チャンネル
登録されている[組織]ごとに自動的に設置されるチャンネルです。所属組織内で情報を共有したい場合などに使用します。
- 対象メンバ:組織に所属するユーザ、および下位組織に所属するユーザ
- 例:全社チャンネルでは、すべての登録ユーザがメンバとなります
[アプリ]チャンネル
左メニューの個別アプリや[アプリ一覧]からアプリを選択すると、そのアプリに紐づく以下のチャンネルが表示されます。
※投稿が一度も行われていないチャンネルは表示されません。
■ アプリチャンネル
アプリ自体に関する情報(仕様変更・運用方針など)を共有するためのチャンネルです。
- 対象メンバ:
- アプリを新規開始できるユーザ
- アプリのプロセスを処理したことがあるユーザ
- アプリに対して何らかの[アプリ権限]を持つユーザ
- 投稿方法:アプリの[新規開始]画面から投稿
■ プロセスチャンネル
個別のプロセス(ワークフロー)に関する情報を共有するためのチャンネルです。
- 対象メンバ:
- プロセスに関わったユーザ
- アプリに対して[コントロール権限]または[データ閲覧権限]を持つユーザ
- 投稿方法:プロセス詳細画面から投稿
[ユーザ作成]チャンネル
ユーザが自由に作成できるチャンネルです。作成者はチャンネル管理者となり、メンバや他の管理者を追加・削除することができます。
このタイプのチャンネルには、以下の2種類があります:
■ パブリックチャンネル
- 投稿内容は、チャンネル参加メンバ以外のユーザも閲覧可能です
- 投稿は、ユーザが自らメンバに参加することで可能になります
- メンバ自身によるチャンネルからの退出も自由に行えます
■ プライベートチャンネル
- パブリックチャンネルと異なり、投稿・閲覧ともにメンバのみに限定されます
- 他のチャンネル(組織・アプリ)と同様のアクセス制御が適用されます

トピックの廃止
「フォロー」の概念とともに「トピック」も廃止されます。
これにともない、すべての投稿はいずれか1つのチャンネルのみに紐づくようになります。これまでは1つの投稿に複数のトピックを紐づけられましたが、投稿を複数のチャンネルと紐づけることはできません。
また投稿されたメッセージに対して、後から別のチャンネルと紐付けることはできません。これまではメッセージに対してハッシュタグ+プロセスID (#p1234)をコメントすればトピックとして紐づけられました。今後、ハッシュタグ+プロセスID の文字列は指定のプロセスチャンネルへのリンクとして機能し、クリックするとウインドウ右側にプロセスチャンネルが開きます。ただし、チャンネルの参加者でなければ「権限がありません」とエラー表示されます。
メンションについて
Ver.17.0 時点では、メンション(@や%)は指定されたチャンネル内のみが対象となります。チャンネル参加者以外へのメンション通知には未対応となります。
チャンネル参加者以外のユーザの場合、メンション形式(@ユーザ名)であっても単なるテキストとして扱われます。メンション先ユーザの候補表示も、チャンネル参加メンバのみしか表示されません。ただし、組織チャンネルでは下位組織の所属メンバもメンションの対象となります。下位組織所属のユーザがメンションされた場合はメール通知は行われますが、元の投稿はチャンネルの参加者でない限り閲覧できません。なお、全社(ルート組織)チャンネルでは、全ての登録ユーザにメンションが可能です。
組織メンション(%組織名)も、組織チャンネルでのみ動作するようになります。組織メンションとして機能するのは、組織チャンネルにおいて当該組織および傘下の組織が指定された場合のみです。メンション先組織の候補表示も対象組織のみが対象となります。ユーザメンションと同様に、ルート組織チャンネルではすべての組織へのメンションが機能します。
検索機能について
Ver.17.0 時点では、検索機能は指定されたチャンネル内のみを対象とします。 チャンネルを横断した検索は行えません。
検索機能については、今後のバージョンで改善・拡張されていく予定です。詳細な情報につきましては、随時お知らせします。
データ移行について
Ver. 17.0 へのアップデート時に、Ver.16.2 まで投稿されたすべてのメッセージについて、新しいチャンネル構成に基づいて自動的に移行されます。
メッセージの移行ルール
以下のルールに基づき、既存の投稿は新しいチャンネルへ移行されます。
- [フォロワー]向けに共有されていたメッセージ
- 対象メッセージは、ルート組織チャンネルに移行されます。
- 組織に共有されていたメッセージ
- 以下の2種類のメッセージが対象となります:
- 「共有範囲」が組織に設定されていたメッセージ
- 組織メンション(例:%Marketing)が含まれていたメッセージ
- これらは、該当する組織チャンネルに移行されます
- 以下の2種類のメッセージが対象となります:
- 特定のトピック(ハッシュタグ)に紐づくメッセージ
- トピックはパブリックチャンネルとして再編され、関連するメッセージはそのパブリックチャンネルへ移行されます
- 上記に該当しないメッセージの取り扱い
- 以下のようなメッセージは、個別のプライベートチャンネルに移行されます
- 組織に属していない相手にメッセージが共有されている場合
- 各ユーザに対して u(ユーザ ID)_memo という名前のプライベートチャンネルが作成され、そのチャンネルへメッセージが移されます
- 同名のパブリックチャンネル(旧トピック)が既に存在する場合は、u(ユーザID)_memo1、u(ユーザID)_memo2… のように連番で作成されます
- 各チャンネルの参加者は対象ユーザのみです
- また、どの組織チャンネルにも属していないメッセージについても、同様にユーザごとのプライベートチャンネルに移行されます
- 組織に属していない相手にメッセージが共有されている場合
- 以下のようなメッセージは、個別のプライベートチャンネルに移行されます
注意点
- ひとつのメッセージが複数のチャンネルに含まれる場合があります:
- パブリックチャンネル間(例:複数トピックへの紐づけ)
- パブリックチャンネルとプライベートチャンネルの両方
- 複数のプライベートチャンネル(組織メンションと個別共有の組み合わせ)
- これらは Ver16.2 までに投稿されたデータが移行されたことによる特殊な状態です
- Ver.17.0以降では、複数チャンネルに同時に投稿することはできません

移行後の注意点
Ver.17.0への移行に伴い、コラボチャットの使い方にはいくつかの重要な変更点があります。
デフォルトの表示
コラボチャットを開くと、ユーザが「主として所属する組織」のチャンネルが最初に表示されるようになります。また、参加しているチャンネルに新規の投稿がある場合には、左サイドのチャンネル一覧上で該当チャンネルに通知ドットが表示され、視覚的に把握しやすくなっています。
チャンネル参加者の確認
今回のアップデートにより、すべてのメッセージが全ユーザに表示される仕様ではなくなりました。したがって、投稿先のチャンネルを明確にしないと、関係者に情報が届かないリスクがあります。たとえば、情報を共有したい相手がプライベートチャンネルに参加していなければ、その投稿は閲覧できず、伝達漏れが発生する可能性がありますので、投稿前にチャンネル参加者の確認が必要です。
所属組織外のユーザ
所属組織外のユーザにメッセージを送信したい場合には、次のいずれかの方法を利用してください。ひとつは、全社チャンネルにメンションを付けて投稿する方法です。もうひとつは、ユーザ作成チャンネルを新たに作成し、対象ユーザを参加者として追加したうえで投稿する方法です。
他チャンネルへのリンク
投稿内に #チャンネル名 を含めると、そのチャンネルを開くためのリンクとして機能します。このリンクをクリックすると、右側のメニューエリアに該当のチャンネルが表示されます。リンク先がパブリックチャンネルであれば、投稿内容の閲覧が可能で、必要に応じて[参加する]ボタンをクリックすることで参加者として投稿も行えるようになります。一方で、リンク先がプライベートチャンネルであり、クリックしたユーザがそのチャンネルの参加者でない場合には、「権限がありません」と表示され、投稿内容を見ることはできません。
自動投稿設定
投稿は必ず1つのチャンネルに対してのみ行う必要があります。複数のチャンネルに同じ投稿を紐づけることはできません。特に、[スクリプトタスク]や[アドオン]による自動投稿において、チャンネルを指定していない場合はエラーが発生します。詳細については、以下のサポートページをご参照ください:
Ver. 17.0 スクリプトタスクでのチャット投稿仕様の変更
