リリース概要
リリース日
注意すべき変更点
- Questetra へのアクセスの際、正規化されていない URL(スラッシュが連続している等)でのアクセスを禁止します
- [予告] 「スクリプトタスク」で選択型データ項目を上書きする際に指定する List 内の要素にて、文字列以外のものがあれば、スクリプト実行エラーとなるように仕様を変更します(2018年冬)
- ページ末尾【仕様などの変更予定】にて、将来バージョンでの変更予定を記載しておりますので、ご確認下さい。
Version 11.8 の詳細
◆ 一般従業員向け機能の変更
- 他のユーザが処理担当者となっているチームタスクがある場合、一般ユーザとしてプロセスの[強制終了][削除]ができないように対応
- オープンチャットの投稿に添付できるリンク URL の長さの上限を伸ばす(1000文字)
- パフォーマンス向上のため、件数表示や通知機能の更新方法・頻度を変更
- 画面を表示しているブラウザタブが背面にある場合、件数や通知のバックグラウンド更新を行わないように変更
- [今月の成果][先月の成果]は、定期的な更新を行わないように変更
- 次の不具合を修正
- 「メッセージ開始イベント(フォーム)」など、メニューが表示されないページにて、常にスクロールバーが表示されている
- Chrome 68 以降にて、拡張機能「Questetra My Tasks」を利用していると、Questetra の画面が表示できなくなる
- ファイルアップロードの際、サイズ超過時のエラーメッセージが適切でない場合がある
◆ 管理職 (ワークフロー管理者)向け機能の変更
- なし
◆ ワークフロー設計者向け機能の変更
- 次の不具合を修正
- 「高度なレイアウト」を利用している場合、数値型データ項目で接頭/接尾文字が表示されていない
- エラーが残った状態で[デバッグ実行]を行おうとした際、エラーメッセージが表示されない
- データ項目設定画面の[データ編集許可]にて、境界イベントがハイライト表示されている
- データ項目設定画面にて、ファイル型データ項目で入力チェック設定(最大ファイル数など)を行なっても、「説明」の例文が表示されない
- 英語メッセージに、editing version / activated という古い表現が残っている
アプリのプロパティ
- 「概要/アプリ開発者向けメモ」を表示する際、改行表示するように対応
- プロセスの[新規開始]の詳細ページにてアプリの「概要」を表示するように対応
プロセスログ
- デバッグ実行のプロセスのバージョンを「D」と表記するように対応
- 次の不具合を修正
- プロセス詳細ページからのプロセスログ表示にて、言語設定が日本語のユーザも一部が英語表示となる
アドオン管理
- ファイルアップロードのファイル選択時に、ハッシュ値を計算し表示するように対応
- 登録されたアドオンファイルのハッシュ値を保持/表示するように対応
- 同一ファイルを上書きしようとした際、バリデーションエラーとなるように対応
- サイズ/ハッシュ値が同一、かつ登録ユーザ/メモが同じもの
- 「メモ」を単一行から複数行に変更
- アドオンファイルの新規登録と上書きの操作フローを分ける
- アドオンの種類ごとに別ページで一覧表示するように対応
- 次の不具合を修正
- システム制限(100MB)を超えるサイズのファイルをアプロードすると、システムエラーとなる
ワークフロー図
- 次の不具合を修正
- スイムレーンは下辺/右辺にマウスオーバーしているだけで選択状態と判定され、Delete ボタンで削除できてしまう
- スイムレーンの名前が空だとバリデーションエラーとなるが、リリースできてしまう
- 境界イベントがあると、他のノードとの横の間隔が近くなりすぎる場合がある
受信タスク (Webhook / フォーム)
- 「受信タスク(Webhook / フォーム)」にて、「タイマー境界イベント」に対応
- 締め切り時刻を設定し、締め切り時に処理を進められるようになる
- 「受信タスク(フォーム)」にて、フォーム送信完了後に遷移するページ(URL)を指定できるように対応
- 「受信タスク(Webhook / フォーム)」「メッセージ受信中間イベント(HTTP)」にて、processModelInfoId / processInstanceId / nodeNumber / apiKey が正しければ、対象ノードにトークンが存在しなかった場合のエラーを判別できるように対応
サービスタスク(データ設定)
- getFirstTimeInDate() を利用して、日付型データから日時型データに型変換できるように対応
- 「サービスタスク(データ設定)」などで、EL 式のバリデーション(入力チェック)を強化
- 次の不具合を修正
- 結果の保存先が選択型データ項目である場合に、データの参照を挿入するセレクトボックスが表示されデータ項目が選択できてしまう
- 現時点では、他のデータ項目の値のコピーには未対応なので、参照しても動作しない
- 結果の保存先が選択型データ項目である場合に、データの参照を挿入するセレクトボックスが表示されデータ項目が選択できてしまう
スクリプトタスク
- スクリプト実行エンジン「Nashorn」にて、次の内容に対応
- 選択型/ファイル型データ項目に値をセットする際、Javascript 配列にて上書きできるように対応
- Rhino での挙動と合わせる
- スクリプト実行エラーのメッセージを改良
- 選択型/ファイル型データ項目に値をセットする際、Javascript 配列にて上書きできるように対応
- スクリプトの文字数に上限を設定(10万文字)
- java.text.SimpleDateFormat で文字列を日付/日時データに解析できるように対応
- 利用可能な Java クラスに java.util.Date を追加
- 選択型データ項目に指定する List の中に null 要素があるとエラーとなるように対応
- [予告] 選択型データ項目に指定する List 内の要素にて、文字列以外のものがあれば、スクリプト実行エラーとなるように仕様を変更します
- ファイル型データ項目では、List 内にファイル (QfileView、NewQfile) 以外のものがあれば、スクリプト実行エラーとなるので、同じ動作となるように対応
- 英語のエラーメッセージを修正
- 次の不具合を修正
- 「サービスタスク(Google Drive)」「スクリプトタスク/サービスタスク(Add-on)」にて、エラー境界イベントを設定した場合、通常の出力フローがなくてもエラーとならない
サービスタスク(Add-on)
- 設定画面にて、ユーザを選択するタイプの設定項目を指定できるように対応
- 設定画面にて、テキストフィールド/テキストエリアの設定項目がない場合、[変数の利用]ボタンを表示しないように対応
- 定義ファイルに、<last-modified> 要素を追加
- 次の不具合を修正
- 定義ファイルにてアイコン画像が設定されていない場合、プロセス詳細画面のワークフロー図で、アイテム画像の上に点が表示される(IE11 / Edge)
- EL式を利用できるテキストフィールドの設定項目があると、スクリプト実行時にエラーとなる場合がある
メッセージ送信中間イベント(HTTP)
- カスタム HTTP ヘッダにて、「Accept」を許可リストに追加
◆ システム管理者向け機能の変更
- 正規化されていない URL(スラッシュが連続している等)でのアクセスを禁止するよう対応
- パスワードを入力せずに、ユーザ新規作成できるオプションを追加
- 新規ユーザは、ログイン画面からパスワード再設定を行い、ログインする
- メールアドレスの形式に関するチェック方式を強化
- 次の不具合を修正
- [ロゴ]メニューにて、「ロゴ(大)」でバリデーションエラーとなると、[デフォルトに戻す]ボタンが表示されなくなる
- [アプリ共有アドオン]の「選択肢マスタ」にて、[このアドオンを参照しているアプリを確認する]の結果に、「サービスタスク(選択肢マスタ)」で参照しているアプリが含まれていない
◆ システムエンジニア向け機能の変更
- 自分自身が保有しているシステム管理権限を問い合わせる API 「/API/User/SystemAuthority/self」を追加
- Swagger Codegen で作成したクライアントのライブラリ(API Client Library for Java)を更新(11.7.0 -> 11.8.0)
- 次の不具合を修正
- [API マニュアル]>[Workflow API]の「/API/ProcessInstance/list」に “Querying for Task records” と記載されている
- API アクセスへの想定外のエラーで、レスポンスコードが「200」となり、「Sorry Error Occurred」のページが返る場合がある
- 500 エラーとなるように対応
◆ 外部ツール等の機能および非機能面での変更
- 次の不具合を修正
- データベースへの接続時間に上限を設定されているにもかかわらず、一部の API リクエストで処理が続行される場合がある
仕様などの変更予定
将来バージョンにて、次の仕様変更、システム基盤の変更を予定しております。
2018年対応予定
- 「スクリプトタスク」で選択型データ項目を上書きする際に指定する List 内の要素にて、文字列以外のものがあれば、スクリプト実行エラーとなるように仕様を変更します(2018年冬)
- ファイル型データ項目では、List 内にファイル (QfileView、NewQfile) 以外のものがあれば、スクリプト実行エラーとなるので、同じ動作となるように対応
- 「メッセージ送信中間イベント(HTTP/メール)」にて、変数「${var[key]}」を廃止します(2018年冬)
- 呼び出し先の[メッセージ開始/受信中間イベント(HTTP)]にて key を自由に設定できるようになりました。セキュリティ等を考慮の上、適切な key を設定してください。
- key パラメータを送信の際は、${var[key]} を使用せず、イベントごとに設定した固定値を指定するようにしてください
- 「${var[key]}」を利用しているアプリは警告表示されるようになっております。廃止されるまでは現在の設定でも動作しますが、アプリをバージョンアップする際は、「${var[key]}」を利用しないように変更いただく必要があります。
2019年対応予定
- 「メッセージ開始イベント(HTTP/フォーム)」「メッセージ受信中間イベント(HTTP)」にて、processModelInfoId / nodeNumber、および key(「フォーム」のみ)をリクエストパラメータに含む形式の URL を廃止します(2019年以降)
- 廃止される形式
- /System/Event/MessageStart/start?processModelInfoId=123&nodeNumber=0
- /System/Event/IntermediateMessage/receive?processModelInfoId=123&nodeNumber=4
- /System/Event/MessageStartForm/view?processModelInfoId=123&nodeNumber=1&key=XXXYYYZZZ
- 新しい形式(Ver. 11.4 以降)
- /System/Event/MessageStart/123/0/start
- /System/Event/IntermediateMessage/123/4/receive
- /System/Event/MessageStartForm/123/1/XXXYYYZZZ/view
- 廃止される形式
- 「スクリプトタスク」「サービスタスク(Add-on)」にて、次の形式のデータ参照/更新方法を廃止します(2019年以降)
- 参照:data.get(“1”)、更新:retVal.put(“1”, “hogehoge”)
- engine.findDataByNumber(1)、engine.setDataByNumber(1, “hogehoge”) など、新しい形式(Ver. 11.4 以降)への変更をお願いします(M230)
- 「全てのプロセス履歴を検索する」「タスク処理履歴を検索する」API にて、プロセスデータ項目を検索結果に含めるには、表示項目として明示的に指定するように変更します(2019年)
- 現在は、検索条件として指定されたプロセスデータ項目は自動的に検索結果にも含まれています
- 仕様変更後は、<view /> 要素が指定されているプロセスデータ項目のみが検索結果に含まれるようになります
- 3年程度以上前に作成されたアプリアーカイブをサポート対象外とします(2019年)
- 2019年時点では2016年以降が、2020年時点では2017以降がサポート対象となります(常に過去3年がサポート対象)
- サポート対象外のアプリアーカイブはインポートできません
お知らせ
- 無料ハンズオンセミナーの開催情報
- 10月11日(木) 東京開催:業務プロセス設計 ビギナー編
- 11月13日(火) 東京開催:業務プロセス設計 ビギナー編
- 11月28日(水) 京都開催:業務プロセス設計 ビギナー編