2021-09-28:廃止予定を、2021年10月から2022年1月に延期
Questetra はユーザの皆さまにより快適でより安全に使っていただけるよう、継続的に機能改善・追加やセキュリティへの対応を行なっております。
「データ更新(v13.2 にて[サービスタスク(データ設定)]から名称変更されました)」では、かつては「データ定義番号」を利用したデータ参照が行われておりましたが、自動的に付与された「データ定義番号」ではどのデータ項目が参照されているかが分かりにくかったため、2021年8月現在は、既に利用者が任意に設定できる「フィールド名」を利用してデータ参照できるように対応されております。
廃止までの経緯と対応
2019年4月リリースの Ver. 11.10 にて「フィールド名」が利用できるようになり、「データ更新」のデータ参照にて、しばらくは「データ定義番号」「フィールド名」のどちらも利用することができました。その後、Ver. 12.3(2021年1月)へのバージョンアップの際、「データ定義番号」を利用したデータ参照から「フィールド名」を利用したデータ参照への自動置換が行われ、「データ定義番号」を利用したデータ参照はアプリ定義エラーとなるようになりました。
ただ、文字型データ項目の値を更新するデータ参照式では、一部、自動置換されていない設定が残っている可能性がございます。「データ定義番号」を利用したデータ参照が残っていても、既に稼働中のアプリではこれまで通りに動作いたします。しかしながら、かねてより予告されている通り、次バージョン Ver. 13.2(2021年10月予定) Ver. 13.3(2022年1月予定)にて「データ定義番号」を利用したデータ参照は廃止されるため、データ項目の値を参照できなくなります。
「データ定義番号」を利用した参照式が残っている例
- #sformat() などの関数の2番目以降の引数で利用されている場合
- #{#sformat(“%1.1f”, data[‘0’])}
- #format() など関数の第1引数で利用されていて、その前にスペースがある場合
- #{#format( data[‘0’] , ‘yyyy年MM月dd日’)}
- String#substring() など、メソッドの引数として利用されている場合
- #{#q_string1.substring(0, data[‘0’].length() > 10 ? 10 : data[‘0’].length())}
つきましては、「データ更新」にて文字型データ項目を更新する際の参照式にて、データ定義番号を利用した参照式「data[‘0’]」(0: データ定義番号)が利用されているワークフローアプリについて、「フィールド名」を利用した参照式(#q_field_name)への変更をお願いいたします。