アプリに影響を与えない、安全なユーザ削除の仕方

ユーザの削除はシステム管理者の作業ですが、影響はアプリ側に出ます。削除したユーザを処理担当者設定などで参照しているアプリは、アプリ設定エラーになります。削除されたユーザを同じ ID で復活させることはできないため、エラーを解消するには、アプリ管理者がアプリ設定を修正するしかありません。

この記事では、エラーを出さずにユーザを削除する手順を説明します。読み手はシステム管理者です。

手順の全体像

  1. [ユーザを参照しているアプリ一覧]で、影響を受けるアプリを洗い出す
  2. 各アプリの管理者に、処理担当者設定の変更を依頼する
  3. 変更が済んだことを確認する
  4. ユーザを削除する

参照しているアプリの洗い出し

[システム設定]>[ユーザ一覧]で対象のユーザを開き、画面右下にある[ユーザを参照しているアプリ一覧]をクリックします。アプリ定義でそのユーザが指定されているアプリが一覧されます。このボタンは、[ユーザ管理権限]に加えて[システム管理権限]を持つユーザにだけ表示されます。

洗い出した各アプリの管理者に、処理担当者設定を別のユーザや組織へ変更するよう依頼します。どの設定値が正しいかは、そのアプリの業務上の意図によって決まります。システム管理者の側では判断できないため、変更内容はアプリ管理者に決めてもらいます。

[削除予定]チェックの使いどころ

ユーザのプロパティ編集で[削除予定]にチェックを入れると、次の 2 つが起こります。

  • そのユーザを処理担当者設定などで参照しているアプリが、その時点でアプリ設定エラーになる
  • そのユーザを処理担当者設定の候補で選ぶと、アプリ設定エラーになる(一覧では取り消し線付きで表示されます)

新しい参照が増えるのを抑えられる一方で、依頼が済む前にチェックを入れると、その間ずっとアプリ設定エラーが表示されます。エラーを出さずに進めたい場合は、アプリ管理者の設定変更が済んでからチェックを入れてください。参照が増え続けるのを先に抑えたい場合は、先にチェックを入れて、エラーが出ることをアプリ管理者に伝えたうえで依頼します。

ユーザの削除

削除したユーザに割り当てられていたタスクは、そのままでは処理できなくなります。削除する前に、対象ユーザのタスクを完了させるか、コントロール権限を持つユーザに[強制割当]で別のユーザへ割り当て直してもらってください。残ったタスクをどう扱うかはアプリ管理者の判断になるため、削除の予定はあらかじめ伝えておきます。

組織・役職・ロールの場合

考え方は同じです。[組織を参照しているアプリ一覧][役職を参照しているアプリ一覧][ロールを参照しているアプリ一覧]があり、いずれも[システム管理権限]が必要です。

組織には、削除の順序に制約があります。子組織を持つ親組織は削除できないため、先にすべての子組織を削除してください。

アプリ共有アドオンの場合

[システム設定]>[アプリ共有アドオン]に登録した選択肢マスタ・PDF フォーム・サービスタスク定義ファイルを削除すると、それらを参照しているアプリはアプリ設定エラーになります。削除する前に、利用しているアプリがないかをアプリ管理者に確認してください。

ユーザや組織と違い、こちらは同じ名前・同じ内容で再登録すればエラーを解消できます。


エラーが出てしまった後の対処は、「設定を変更していないのに発生する、アプリ設定エラー」(アプリ管理者向け)で説明しています。

関連ページ

Questetra Supportをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む