ワークフローの途中でメールを自動送信しよう(HTML メール 画像埋め込み編)

送信メールの読みやすさを改善する2つの機能について、2回にわたって説明しています。前回は Markdown を使って、メール本文に見出しや箇条書きといった装飾を施す方法でした。今回はメール本文内に画像を埋め込む方法です。これらの機能を使えば内容をより理解しやすいメールを作成できます。

前: HTML メール Markdown編:

  • 基本編: 固定のメール本文設定したメールを固定のアドレスに送信する
  • 内容設定編: データ埋め込みを使用してメールの本文を変更する
  • 宛先設定編: データ埋め込みを使用してメールの宛先を変更する
  • HTML メール編: HTMLメールを送信する
  • HTML メール Markdown編: マークダウンをHTMLに変換し、HTMLメールを送信する(前回)
  • HTML メール 画像埋め込み編: メールに画像を設定し、HTMLメールを送信する(今回)
  • 不達対応編: メールが届かない場合のトラブルシューティング

メール本文に画像を挿入する

Questetra Ver. 16.2 では、[メッセージ送信中間イベント(メール)]で送信されるメール本文に、画像を挿入できるようになりました。文章の途中に画像を表示できるので、より幅広いメールを作成できます。

これは ファイル型データ項目と、[メッセージ送信中間イベント(メール)]の[本文(HTML)]に短いコードを記述して実現します。

ファイル型データ項目

まず、アプリに[ファイル型データ項目]を用意します。ここではファイル名を「画像」、フィールド名を q_image と指定します。

メッセージ送信中間イベント(メール)設定

ファイル型に格納されている画像をメール本文に挿入するには、以下の2つの設定を行います。

1. [本文(HTML)]に以下のコードをコピーする

<img src="cid:#{#q_image?.get(0)?.getId()}">

2. [添付ファイル / インライン画像]の設定項目で、[インライン画像]を選択してドロップダウンから「画像」ファイル型データ項目を指定する

複数画像の挿入

上記のコードでは1つの画像のみ埋め込めます。2つ以上の画像を埋め込むには、画像ごとにコードを追加します。

複数の画像を埋め込むようにコードを設定した場合、想定した数の画像が添付されている必要があります。設定したコードの数に画像の数が満たないとエラーとなります。例えば[本文(HTML)]に3つの画像を埋め込むようにコードを設定している場合、エラーにならないためには3個の画像が添付されている必要があります。2つ以下ではエラーとなり、メールは送信されません。

複数の画像を挿入する場合のコードは以下です。

2つ目の画像

<img src="cid:#{#q_image?.get(1)?.getId()}">

3つ目

<img src="cid:#{#q_image?.get(2)?.getId()}">

以降、get(2) の括弧の中の数字を増やしていきます。

上記コードの「q_image」は、ファイル型データ項目のフィールド名です。ご自身で付与したフィールド名に置き換えてください。

2つのマークダウンの間にインライン画像を埋め込むための設定

インライン画像はプレーンテキストや Markdown テキストと同列に挿入されます。上記の設定例では、Markdown で記入してある「署名」データ項目も、[本文(HTML)]の末尾に追加しています。

以下のメール画面では、[メッセージ送信中間イベント(メール)]の[本文(HTML)]に設定されている順で、「議題/議事録」インライン画像、「署名」が表示されています。

まとめ

この記事では、メールの読みやすさを向上させる2つの重要な機能のうち、インライン画像について説明しました。画像を適切に挿入することで、メールがより魅力的でわかりやすくなります。

前回紹介したMarkdownの機能も活用することで、ビジネスや個人のコミュニケーションにおいて、よりプロフェッショナルで効果的なメールを作成できるようになります。ぜひ試してみてください。

次: 不達対応編

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