[業務マニュアル]機能の仕様変更への対応(2026年4月)

1. 仕様変更の概要

Ver.18.0(2026年4月)にて、[業務マニュアル]機能の Markdown に関する仕様が変更されます。この変更では、[文字型(Markdown)]データ項目と同等の仕様に統一され、利用可能な HTML 要素を制限するなど、セキュリティが向上します。ただし、Ver.17.1 以前のワークフロー基盤で作成された[業務マニュアル]の表示に影響を及ぼす可能性があります。

1-1. 仕様変更スケジュールと対応内容

仕様変更は、第一段階(Ver.17.2)および第二段階(Ver.18.0)の二段階で実施されます。

Ver.17.2

新規作成/保存時のみ新仕様適用(2025年12月)

  • 新規作成、または編集して保存された[業務マニュアル]に新仕様([文字型(Markdown)]と同等)が適用されます
  • Ver.17.1 以前に作成された[業務マニュアル]は、暫定的に従来仕様で表示(以下「ver. 17.1 互換表示モード」)されます

Ver.18.0

新仕様の完全適用(2026年4月予定)

  • すべての[業務マニュアル]に新仕様が適用されます
    • 「ver. 17.1 互換表示モード」は廃止されます
  • Ver.17.2 より前に作成された[業務マニュアル]に、新仕様で使用できない HTML 要素が含まれている場合などでは、表示が崩れる可能性があります
    • 表示を確認し、必要であれば修正してください

1-2. Ver.17.2 での暫定表示(ver. 17.1 互換表示モード)

Ver.17.2 では、新規作成、または編集して[保存]された[業務マニュアル]には新仕様が適用されます。一方、Ver.17.2 より前のバージョンで[保存]された[業務マニュアル]は、暫定的に従来仕様で表示されます。この表示方式を「ver. 17.1 互換表示モード」と呼びます。「ver. 17.1 互換表示モード」では[業務マニュアル]は以下のように扱われます。

表示画面

  • 従来仕様で表示され、新仕様は適用されません

編集画面

  • 「この業務マニュアルは ver. 17.1 までの Markdown モードで設定されています。」というメッセージが表示されます
  • [業務マニュアルの編集]のプレビューでは、新仕様が適用された表示を確認できます
  • 編集画面を[保存]せずに閉じた場合は、引き続き ver. 17.1 互換表示モードで扱われます
  • [保存]を実行すると ver. 17.1 互換表示モードは解除され、以降は新仕様が適用されます

ver. 17.1 互換表示モードの対象

以下に該当する[業務マニュアル]は、Ver.17.2 環境でも ver. 17.1 互換表示モードで扱われます。

  • Ver.17.1 以前に作成されたもの
  • 以下の操作で新規作成されたアプリに含まれるもの
    • アプリの複製
    • アーカイブからのインポート

なお、Ver.18.0 で[業務マニュアル]の Markdown の仕様が[文字型(Markdown)]と完全に統合されます。これにより ver. 17.1 互換表示モードは廃止され、すべての[業務マニュアル]が新仕様で表示されるようになります。

2. 対応のお願い(重要)

Ver.18.0 で[業務マニュアル]が正しく表示されるように、新仕様に合わせた修正が必要な場合があります。新仕様で表示が崩れている場合は、後述の「Markdown の仕様について」を確認したうえで修正を行ってください。

2-1. 特に確認していただきたいポイント

  • リファレンスに記載されていない HTML 要素が使われていないか
  • 開始タグと終了タグの間に空行が入っていないか

2-2. 新仕様での表示の確認方法

Ver.17.2 環境の場合
  • [業務マニュアルの編集]画面のプレビューで表示を確認できます
  • Ver.18.0 アップデートまでは編集を開始しても保存しなければ ver. 17.1 互換表示モードは解除されません
Ver.17.2 未満(Ver.17.1.3)環境の場合
  • [文字型(Markdown)]の入力欄を使用してください
    • [業務マニュアル]のソースをコピーします
    • [文字型(Markdown)]に貼り付けてプレビューを確認します

3. Markdown の仕様について

[文字型(Markdown)] および[業務マニュアル]において、[編集]欄への記述は Markdown として認識されます。一般的に Markdown では、HTML タグが記述された部分は HTML として解釈され、Markdown の処理対象外となり、そのまま HTML の内容が表示されます。

Questetra BPM Suite の[文字型(Markdown)]では、利用できる HTML 要素が制限されるなどの仕様となっています。Ver.17.2 からは[業務マニュアルの編集]にも同じ仕様が適用されます。

3-1. 利用できる HTML 要素

[業務マニュアル]で利用できる HTML 要素は、 リファレンスページ「R2131:Markdown で利用できる HTML 要素」に記載されているものに限定されます。

リファレンスに未記載の HTML 要素が記述された場合、それらは HTML としては解釈されず、そのまま文字列として出力されます。

<address> 要素はサポート外のため、画面上にはそのまま文字列として表示されます

3-2. 空行が含まれた HTML の表示

HTML は空行によって別々の Markdown のブロックとして解釈されます。

HTML の開始タグと終了タグの間に空行がある場合、 別の Markdown のブロックに記載されていることになり、HTML として解釈されず、そのまま文字列として出力されます。

空行があるため <span> 要素としては認識されず、文字列としてそのまま表示されます

4. まとめ

Ver.17.2 以降、[業務マニュアル]の Markdown の仕様変更が段階的に適用されます。この変更により、サポート外の HTML 要素や、開始タグと終了タグの間に空行を含む HTML は、機能しなくなります。この仕様変更は、悪意のあるスクリプトを動作させないなど、セキュリティの向上を目的としています。

旧仕様で作成された[業務マニュアル]は暫定的に ver. 17.1 互換表示モードで表示されますが、Ver.18.0 以降では表示が崩れる可能性があります。新仕様での表示を確認の上、必要であれば修正をお願いします。

上部へスクロール

Questetra Supportをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む