この不具合は解決されました。
解決バージョン
- Ver. 14.0.2
対象バージョンと操作
- Ver. 14.0
- [PDFファイル生成]の自動処理工程にて、テーブル型データ項目の選択型カラムをPDFに出力するよう設定する
不具合の詳細
- 次の操作を行ったときに発生
- [PDFファイル生成]にて、テーブル型データ項目の選択型カラムをPDFに出力するよう台紙PDFを設定する
- 不具合が発生したときの事象
- テーブル型データ項目の選択型カラムの入力値がPDFに出力されない
回避・復帰方法
- 本不具合が発生した場合、次の回避策をご検討ください
- テーブル型データ項目の選択型サブデータ項目の値(表示ラベル)を、別途準備したテーブル型データ項目の文字型サブデータ項目にコピーし、PDF に出力する
- 値のコピーには、スクリプトタスク等をご利用ください(コードサンプルは下記参照)
- 台紙PDFにて挿し込み ID の更新も必要となります
- テーブル型データ項目の選択型サブデータ項目の値(表示ラベル)を、別途準備したテーブル型データ項目の文字型サブデータ項目にコピーし、PDF に出力する
本不具合は、次のリリースバージョン(Ver. 14.1)にて修正予定です
コードサンプル
[スクリプトタスク]にて、テーブル型Aの選択型サブデータ項目の値(表示ラベル)をテーブル型Bの文字型サブデータ項目にコピーするコードの例
- テーブルA、テーブルB:データ項目名
- selectA、stringB:サブデータ項目のフィールド名
- 「テーブル型Aが未入力」「選択型サブデータ項目が未入力」は想定されておりません
const listA = engine.findDataByName("テーブルA");
const defB = engine.findDataDefinitionByName("テーブルB");
const newList = defB.createListArray();
for (let i=0; i<listA.size(); i++) {
const value = listA.getObject(i, 'selectA').getDisplay();
const newRow = newList.addRow();
newRow.put('stringB', value);
}
engine.setData(defB, newList);