アプリアーカイブ(QAR)に含まれる情報について

Questetra BPM Suite のアプリ設定で作成したワークフローアプリは、アプリアーカイブ(QAR ファイル)としてエクスポートできます。エクスポートされたファイルは PC に保存したり添付ファイルとして送信できます。また、QAR を Questetra BPM Suite にインポートすれば保存されている設定そのままのアプリが新規に追加されます。

アプリ定義をエクスポートする

Questetra のアプリ設定のアプリ詳細画面からエクスポートできます。開発中のバージョン(下部に表示されているワークフロー図の内容)は[アーカイブのエクスポート]ボタン、過去のバージョン(リリースされて現在稼働中のものも含まれる)は一覧のアイコンをクリックすれば、QAR ファイルとしてエクスポートされます。

  • QAR ファイルのファイル名は
    • {アプリ名}_ver_editing.qar (開発中バージョン)
    • {アプリ名}_ver{バージョン番号}.qar (過去バージョン)
  • アプリアーカイブ(QAR)には使用期限があります
    • 作成されて(Questetra BPM Suite からエクスポートされて)からおよそ3年程度経過すると、インポートできなくなります
    • これは Questetra BPM Suite 自体のアップデートによるもので、アーカイブファイルが作成された時点のバージョンとインポートするワークフロー基盤のバージョンの差が大きすぎると、機能や仕様が対応できなくなってしまうからです

アプリアーカイブに含まれる情報と含まれない情報

アプリアーカイブ(QAR)は、ワークフローアプリで定義された設定内容を QAR ファイル形式で出力したものです。
ワークフロー図やデータ項目をはじめ多くの定義内容は QAR ファイルに含まれますが、一方で、認証設定などのセキュリティに関するものやユーザ・組織情報などのワークフロー基盤に依存するものは QAR ファイルには含まれません。

参考:アプリ、プロセス、タスクとその関係について

アプリアーカイブ(QAR)に含まれる情報

  • ワークフロー図
    • 各アイコンの設定内容
  • データ項目設定
    • 各データ項目の設定内容
  • 処理担当者設定のルール
    • 一部の設定ルールは、ワークフロー基盤に登録されている情報(ユーザID、組織ID、ロールID)を利用して定義されています
    • 異なるワークフロー基盤にアーカイブをインポートする際は、適切なユーザ等に割り当てし直す必要があります
  • 各種アドオン
    • [アドオンの管理]メニューに登録されているもの
  • [リスト / グラフ]メニューに表示されている絞り込み条件設定
  • [プロパティ]メニューの内容
  • [業務マニュアル]の内容
  • アプリアーカイブ(QAR)には、アプリに設定されている[業務マニュアル]や処理画面用の[説明文]も収録されます
    • 当該箇所に “技術ノウハウ” や “個人情報” が記載されている場合、QAR の取扱には十分ご注意ください

アプリアーカイブ(QAR)に含まれない情報

  • HTTP 認証設定
  • アプリ共有アドオン([システム設定]にて登録)
  • アプリ権限
  • 処理記録 / 業務データ(アプリが稼働することで保存される個々の案件情報)
  • ユーザ / 組織 / ロール情報
    • 処理担当者設定のルールは含まれるが、ワークフロー基盤に登録されているユーザ情報等は含まれない
    • インポート時には、インポート先のワークフロー基盤のユーザ情報等と紐付けします

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