いつも Questetra をご利用いただき、誠にありがとうございます。
2022年4月より、新バージョンへのアップデートスケジュール(更新日)をワークフロー基盤ごとに選択できるようになりますので、ご案内いたします。
これまで、全てのワークフロー基盤は、同じタイミングでアップデートされてきました。また、先行してアップデートされる、アクセス制限のないオンラインデモ基盤を除いては、お客様が新バージョンを事前に確認する環境は提供されておりませんでした。そのため、機能追加や仕様変更などによる影響や、お客様独自の自動処理の動作について、事前検証を実施いただくにあたり次のような課題がありました。
- 検証期間が短い
- 告知からアップデートまでの2週間で確認する必要がある
- アクセス制限のない(誰でも利用できる)ワークフロー基盤でしか検証できない
- 実業務で利用しているワークフローアプリや独自の自動処理について確認しにくい(確認できない)
2022年4月からは、お客様はワークフロー基盤ごとに【即時アップデート】と【計画的アップデート】のいずれかのアップデートスケジュールを選択できるようになります。専用のワークフロー基盤での事前検証をご希望のお客様は、2つのワークフロー基盤をご契約いただき、本運用の基盤を【計画的アップデート】、検証用の基盤を【即時アップデート】とすることで、お客様が準備したワークフローアプリや自動処理の動作検証、機能追加や仕様変更などによる動作の確認などを、十分に行っていただくことが可能となります。
- 即時アップデート
- Questetra の新バージョン公開とともに新機能をすぐに利用することができます
- 通常、事前のリリース告知から2週間後、新バージョン公開日にワークフロー基盤がアップデートされます
- 計画的アップデート(デフォルト)
- 即時アップデートが実施された後、約1ヶ月後(4-5週間後)にワークフロー基盤がアップデートされます
- 即時アップデートから約1ヶ月の猶予があるので、新バージョン適用の準備を整えることができます
プレスリリース => 「クエステトラ:クラウド型ワークフロー、更新日の選択制を導入」

◆ Questetra のバージョンと表記形式
Questetra のバージョンは、X.Y.Z という形式で表記されております(セマンティックバージョニング)。
アップデートスケジュールを選択できる「新バージョン」は、機能追加が行われるバージョン(X / Y が更新される)が対象となります。
- X: メジャーバージョン
- アプリアーカイブの互換性が変わるバージョン
- 機能追加や仕様変更が含まれるバージョン
- Y: マイナーバージョン
- 機能追加や仕様変更が含まれるバージョン
- Z: パッチバージョン
- 不具合修正や軽微な仕様変更のみが含まれるバージョン
なお、新バージョンを表す場合、パッチバージョンを表す「.Z」が省略して表記されることがあります。
◆ 年間のアップデート方針
Questetra では従来、1年に1度のメジャーバージョンのアップデート、および3度のマイナーバージョンのアップデートが行われてきました(年間4つの新バージョン)。加えて、不具合等の状況に応じ必要なタイミングでパッチバージョンがアップデートされています。
例えば、直近のバージョン履歴は次の通りです。
- Ver. 13.0(メジャー)
- 2021年4月:Ver. 13.0.0
- Ver. 13.1(マイナー)
- 2021年7月:Ver. 13.1.0
- Ver. 13.2(マイナー)
- 2021年10月:Ver. 13.2.0
- 2021年12月:Ver. 13.2.1
- Ver. 13.3(マイナー)
- 2022年1月:Ver. 13.3.0
- 2022年3月:Ver. 13.3.1
2022年4月からは、新バージョン(メジャー/マイナー)のアップデート適用が約1ヶ月の期間に及ぶことから、年間の新バージョン公開は3回(メジャー1回/マイナー2回)を予定しております。
今後のアップデートは、次の通り計画されております。
- Ver. 14.0(メジャー)
- 2022年4月:【即時アップデート】のワークフロー基盤のみに適用
- 2022年5月:残りのワークフロー基盤(計画的アップデート/トライアル)に適用
- Ver. 14.1(マイナー)
- 2022年8月:【即時アップデート】のワークフロー基盤のみに適用
- 2022年9月:残りのワークフロー基盤(計画的アップデート/トライアル)に適用
- Ver. 14.2(マイナー)
- 2022年12月:【即時アップデート】のワークフロー基盤のみに適用
- 2023年1月:残りのワークフロー基盤(計画的アップデート/トライアル)に適用
◆ 新バージョン公開に伴うスケジュール
Questetra では、新バージョンの告知・公開、およびアップデートやシステムメンテナンスの作業は、基本的に日本時間の月曜日に実施されております。
ワークフロー基盤ごとに新バージョンが適用されるタイミングは異なってきますが、全てのワークフロー基盤にてサービス停止を伴うメンテナンス作業は実施される予定となります。
- 新バージョン公開日の2週間前
- 新バージョン公開日
- 新バージョンのリリース日
- 即時アップデート:Ver. X.Y
- 【即時アップデート】が選択されているワークフロー基盤のみ、新バージョンへアップデート
- 【計画的アップデート】、および「トライアル」のワークフロー基盤もサービス停止(メンテナンス)
- 新バージョン公開日の約1ヶ月後(4-5 週間後)
- 計画的アップデート:Ver. X.Y
- 告知は、アップデート日の1週間前
- 全てのワークフロー基盤を新バージョンへアップデート
- 【計画的アップデート】、および「トライアル」のワークフロー基盤を新バージョンへアップデート
- 【即時アップデート】のワークフロー基盤もサービス停止(メンテナンス)
パッチバージョンが公開される場合は、公開日の1週間前に告知され、対象のワークフロー基盤すべてが公開日にアップデートされます。