先日(8月1日)、Questetra の「ビジネスプラン」をご契約いただいているユーザを対象に『Questetra Developers Meeting』を開催しましたので、その模様を簡単にレポートします。

Questetra Developers Meeting とは?
本イベントは、Questetra スタッフやユーザの方々が、直接コミュニケーションをとりながら、Questetra 自体やその利用・運用方法、業務プロセスについて、理解を深めるためのイベントです。
セッションでは、
- Questetra をもっとよく知って欲しい、活用して欲しい
- Questetra ユーザの方々の役に立ちたい
という思いで、「機能」「利用状況」「使い方」「事例」など、様々な情報をお伝えしました。
また、イベントを通じて、Questetra ユーザ同士、Questetra ユーザと Questetra スタッフが交流・情報交換し、疑問点の解決や今後の利用・業務改善のヒントなどに繋がればと思っております。
会場は、Questetra パートナーでもあるカチシステムプロダクツ様のスペースをお借りして開催しました。当日は、Questetra をかなり使い込んで下さっているユーザから、これから本格的に利用をはじめるユーザまで幅広く参加いただき、計13名の方に来場いただきました。東京開催でしたので、関東の方が中心でしたが、他のエリアからも出張のついでなど予定を調整して参加くださった方もいました。
欠席された方や、場所・時間の関係で参加できなかった方もいらっしゃいますので、セッションの内容を簡単に報告します。
各セッションの内容
1. 新機能紹介とサービス稼働・利用状況
この1年ほどは、外部サービスと連携する機能を強化しており、Slack や Box などと連携できる「サービスタスク」が新しく追加されたことを紹介しました。
また、「Questetra BPM Suite」は AWS(Amazon Web Services)を利用して、世界4拠点でサービスを提供していることや、SLA(Service Level Agreement)とサービス稼働率の実績なども説明・報告しました。
「ビジネスプラン」を契約のユーザは、[サービス稼働状況]メニューからリアルタイムのサービス稼働状況や過去の稼働状況の実績を確認することができます。
2. RPA(WinActor)とBPM(Questetra)の連携デモ
話題の RPA ツールのひとつとして、WinActor を利用した Questetra との連携デモを、カチシステムプロダクツ様に実施いただきました。
デモでは、請求書作成業務における、「Excel からのデータ入力(コピー&ペースト)」と「請求書PDFのダウンロード」をロボ(WinActor)が実施する様子を実演いただきました。当たり前のコメントで恐縮ですが、とにかく処理スピードが速い!そして正確!!(なハズ。デモでは精度まではわからずでしたが、、、笑)

ワークフローアプリだけでなく、ロボの設定もあらかじめ必要にはなりますが、定型の作業を繰り返すシーンにおいては効果は絶大だと感じました。そして、BPM と RPA は非常に相性が良いことも、改めて実感しました。
3. 見せちゃいます、うちの Questetra 複雑な承認決裁もOK
ジェイエムエス・ユナイテッド様では、長年、グループ会社で複数の Questetra(ワークフロー基盤)をご契約いただいておりましたが、2019年4月にひとつの Questetra に統合いただきました。
その際に工夫した点や、実際のワークフロー導入範囲などを、赤裸々に語っていただきました。

Questetra を使い込んでいただいているユーザさんの事例は、個人的にも興味深く、学ばせていただきました。また、実際に工夫した点や運用方法については、他の参加者の方々も興味津々といった感じで聞いておられました。
「ワークフローアプリを修正・改善するための業務フロー」がある、という話題もありました。
4. 公式アイテムを利用してクラウドサービスと連携しよう!
Questetra が外部のクラウドサービスと連携する 3 つの方法を紹介し、「サービスタスク」を利用する方法について、デモを交え、実際に動作させながら紹介しました。
- Questetra 公式の「サービスタスク」を利用
- Questetra に「アドオン(サービスタスク定義)」を追加
- 相手サービスの API へ HTTP リクエストを送信

デモでは、「Google ドライブ」「Google スプレッドシート」「Slack」と Questetra を連携させて動作させました。
類似の内容は、次の記事で確認できますので、是非みなさんも活用してみてください!
5. 脱 Flash へ!新しいアプリ編集機能をチラ見せ
みなさんお待ちかね?!、脱 Flash についてお話です!
だんだんと肩身の狭くなってきている Flash ですが、Questetra ではコアな機能で利用しています。が、遂に、Flash ともお別れです。さようなら、そして、ありがとう。
とは言うものの、新しい「アプリ編集機能」は、まだ開発・テストの途上にあるため、ユーザのみなさんにお届けできるのは、2019 – 2020年前半あたりになる見込みです。
新しい「アプリ編集機能」については、乾杯の後、アルコールも入った和やかな雰囲気の中でお披露目・デモさせていただきました。ピザを片手に、鋭い眼差しで操作画面を見ていた姿が印象的でした。

イベントの様子や感想
セッション中は真剣に、カンパイ後は和やかに開催されました。開演から懇親会終了まで、3時間弱(2時間40分)は、個人的にはあっという間に終了しましたが、開催時間としては、長からず短からずでちょうど良かったようです(アンケートより)。

Questetra スタッフとしては、ふだんなかなか直接お会いできないユーザのみなさまとお話させていただいて、どういう使い方をしているのかや、「Questetra がないと業務がまわらなくなりました」「こんかことが出来たらいいな」という声を聞けたのが、本当にありがたく、嬉しかったです。
それ以上に嬉しかったのが、ユーザさん同士がいろいろ話をしているのを聞けたことです。かなり使い込んでいるユーザさんが、これから本格的に使おうとしているユーザさんに Questetra の良さを伝えてくださっているシーンなんかは、嬉しくて思わず涙が、、、笑。Questetra のスタッフが良さを語るより、10倍以上、説得力があったような気がします。
参加者の方も概ね「満足」いただけたようですので、『Questetra Developers Meeting』を開催して良かったです。なかなか頻繁に、、、とはいきませんが、ユーザ同士、スタッフとユーザが直接触れ合える機会を今後も作っていけたらと思います。
