リリース概要
リリース日
注意すべき変更点
- 2018年3月(Ver. 11.6)以前に作成されたアプリアーカイブ(qar ファイル)はインポートできなくなります
- ページ末尾【仕様などの変更予定】にて、将来バージョンでの変更予定が記載されておりますので、ご確認下さい
Version 13.0.0 の詳細
(★印:2021年4月9日追記)
◆ 全利用者向け機能の変更
- なし
◆ 管理職 (ワークフロー管理者)向け機能の変更
- 処理担当者の[強制割当]を行う際のインタフェースを変更(JavaScript ライブラリを変更)
- ユーザ削除時に処理を引き継ぐユーザを指定(強制割当)する際のインタフェースも同様に変更
- ★自動処理工程の実行エラー通知メールに、対象プロセスの詳細画面を表示する URL を含めるように対応
◆ ワークフロー設計者向け機能の変更
- [アプリ一覧]にて、「Ctrl キー + クリック」でアプリ詳細画面が別タブで開くように対応
- アプリ詳細画面のバージョン一覧から、各バージョンの設定画面を開く際、ブラウザの別タブで開くように対応
- [アプリ共有アドオン]にて、個々のアドオンを参照しているワークフローアプリを確認できるように対応
- ★アプリ定義の設定エラー通知メールに、対象アプリを表示する URL を含めるように対応
- Ver. 11.6(2018年3月)より以前のワークフロー基盤にてエクスポートされたアプリアーカイブ(qar ファイル)はインポートされないように対応
- 次の不具合を修正
- [開発中のバージョンXXのリリース]を行った後、完了メッセージが表示されない
デバッグ実行
- ワークフロー図の開始イベントのプロパティ設定画面から、[デバッグ用プロセスを開始]できるように対応
- アプリ詳細画面の[プロセスのデバッグ実行]ボタンからは動作しなくなります
全てのエディション向け(Basic / Advanced / Professional / Enterprise) 
サービスタスク(データ設定)
- ★タイムゾーンを指定して、日付・日時型データを整形できるように対応
- 日付・日時型データから整形された文字列を出力
- 文字列から日付・日時型データへ出力
Advanced / Professional / Enterprise 向け 
- 外部のクラウドサービスと連携して新規プロセスを開始できる開始イベントを追加
- 開始: Google カレンダー: 予定開始時
- 指定されたカレンダーの予定の開始時刻が経過すると新規プロセスが開始される
開始: Gmail: メール受信時- ★リリースを延期します
- メールを受信すると新規プロセスが開始される
- 開始: Box: ファイルアップロード時
- 指定のフォルダに新しいファイルがあると新規プロセスが開始される
- 開始: kintone: レコード 日時フィールド
- 指定の日時フィールドの時刻を経過すると新規プロセスが開始される
- 開始: Google カレンダー: 予定開始時
- 次の自動処理工程(サービスタスク)を追加
Gmail: メール取得- ★リリースを延期します
- ID で指定したメールのソースを取得し、本文 / 添付ファイル等を解析してデータ項目に保存
Gmail: メールのラベルを解除- ★リリースを延期します
- ID で指定したメールからラベルを削除
- Box: ファイルダウンロード
- 指定のファイルを取得しファイル型データ項目に保存
- Box: フォルダ共有リンク削除
- 「Box: フォルダ共有リンク作成」と対になるアイテム
- 次の自動処理工程(サービスタスク)にて、仕様変更、内部実装の変更、または不具合を修正
- Google カレンダー: 予定追加
- Meet URL / 予定 ID / 予定 URL をデータ項目に保存できるように対応
- Google ドライブ: フォルダ検索
- Google ドライブ: ファイル / フォルダ削除
- Google ドライブ: フォルダ作成
- Google スプレッドシート: 行追加
- Google スプレッドシート: 選択肢データの一括取得
- 数値の 0 が空と判定されて、エラーになる不具合を修正
- ★Box: フォルダ作成
- ★Box: フォルダ削除
- ★Box: フォルダ検索
- Box: ファイルアップロード
- レスポンスで 401 を取得した際に再リクエストが行われるように対応
- ★Box: ファイルコピー
- ★Box: フォルダ共有リンク作成
- Slack: チャット投稿(Bots)
- Slack: チャット投稿(Incoming Webhook)
- Slack: ファイルアップロード(Bots)
- コンバータ(テキストファイル to 文字型データ)
- (任意Webサイト): ファイル ダウンロード
- プロセスログへの出力を改良
- Google カレンダー: 予定追加
メッセージ開始・受信中間イベント/受信タスク
- 次のモデリング要素について、アプリ編集画面のワークフロー図の各モデリング要素の設定画面からも URL / パラメータなどが表示される詳細画面を開けるように対応
- メッセージ開始イベント(フォーム / HTTP / Webhook)
- メッセージ受信イベント(HTTP)
- 受信タスク(フォーム / Webhook)
- (※ HTTP / Webhook は、Professional / Enterprise 向け)
- 次の不具合に対応
- 「受信タスク(フォーム)」の詳細画面にて、IP アドレス制限情報が表示されない
プロセスログ
- プロセス横断で、特定ノードのプロセスログを確認できるように対応
- アプリ設定画面の対象ノードの設定画面、右上の虫メガネアイコンからプロセスログを表示
- Advanced 以上で利用できる多くの自動処理タスクが対象
- 「スクリプトタスク」(Professional)も対象
Professional / Enterprise 向け 
メッセージ送信中間イベント(HTTP)
- 送信パラメータ名などの文字数に上限を設定
- 送信パラメータのパラメータ名:100 文字
- 送信パラメータの固定値:1000 文字
- リクエストボディを直接指定する際の Content-Type:200 文字
- レスポンスを保存する際のファイル名:200 文字
- OAuth2 での HTTP リクエストが、レスポンスコード:401 を受け取った場合、OAuth2 のアクセストークンを再取得したうえで再リクエストを試みるように対応
- アクセストークンが古いことでレスポンスが 401 となっていた場合、本対応によりリクエストに成功する可能性がある
- 再リクエストは1度のみ実施される
スクリプトタスク
- ★HTML メールを送信できるように対応
- EmailMessageWrapper クラスに setHtmlBody() / setTextBody() メソッドを追加
- OAuth2 での HTTP リクエストが、レスポンスコード:401 を受け取った場合、OAuth2 のアクセストークンを再取得したうえで再リクエストを試みるように対応
- アクセストークンが古いことでレスポンスが 401 となっていた場合、本対応によりリクエストに成功する可能性がある
- 再リクエストは1度のみ実施される
- HttpRequestWrapper.authSetting() を利用している場合のみ
- bearer() メソッド(非推奨 / 廃止予定)を利用している場合は、再リクエストは行われない
- Google 連携関連のクラス・メソッドを改良
- HttpRequestWrapper.googleOAuth2() を追加
- HttpClientWrapper.getGoogleOAuth2Token() を非推奨(廃止予定)
- ★日付・日時の書式を取り扱う DateFormatWrapper クラスを追加
◆ システム管理者向け機能の変更
- 組織/ロールの詳細ページにて、その組織/ロールを指定して付与されている「システム権限」「アプリ権限」を確認できるように対応
- [システムログ]画面にて、デザインやインタフェース等を変更
- [システムログ][プロセスログ]の日付によるフィルタ(絞り込み)機能にて、時刻も指定できるように対応
- CORS 設定にて、「認証情報の送信を許可する」オプションが有効な場合、「クロスオリジン通信許可するオリジン」にて「*」を利用すると動作時にエラーとなるように変更
- 次の不具合を修正
- [プロセスログ]にて、スクリプトタスク等の自動処理ログの表示の際、改行が反映されない
- [デバッグ実行]されたプロセス(デバッグプロセス)にて、バージョンが “D” ではなく “-2” と表示されている
◆ システムエンジニア向け機能の変更
- ユーザの所属情報(Membership)を取得するAPI(/API/User/Membership/listByQuser)にて、「主として属する組織」を取得できるように対応
- primary の値が “true” の組織が、指定されたユーザの「主として属する組織」
◆ 外部ツール等の機能および非機能面での変更
- PostgreSQL を 9.5 から 12 にバージョンアップ
仕様などの変更予定
将来バージョンにて、次の仕様変更、システム基盤の変更を予定しております。
2021年7月対応予定
- 「スクリプトタスク」「サービスタスク(Add-on)」のスクリプトエンジンにて、「Rhino」が廃止されます
- Rhino 廃止に伴い、次の形式のデータ参照/更新方法が廃止されます
- 参照:data.get(“1”)、更新:retVal.put(“1”, “hogehoge”)
- engine.findDataByNumber(1)、engine.setDataByNumber(1, “hogehoge”) など、新しい形式(Ver. 11.4 以降)への変更をお願いします(M230)
- 参考:スクリプトエンジン Rhino 廃止のお知らせ(2021年6月)
- 「全てのプロセス履歴を検索する」「タスク処理履歴を検索する」API にて、プロセスデータ項目を検索結果に含めるには、表示項目として明示的に指定するように変更されます
- 現在は、検索条件として指定されたプロセスデータ項目は自動的に検索結果にも含まれています
- 仕様変更後は、 要素が指定されているプロセスデータ項目のみが検索結果に含まれるようになります
- Microsoft IE11 がサポート対象から除外されます
- Windows 8.1 の IE11 が、サポート対象から除外されます
- Windows 10 の IE11 は、既にサポート対象外です
- 詳細は、「IE11 サポート終了のお知らせ」をご確認ください
2021年10月対応予定
- 「スクリプトタスク」「サービスタスク(Add-on)」のスクリプトエンジンにて、「Nashorn」が廃止されます
- 「サービスタスク(データ設定)」にて、文字型データ項目を更新する際、データ定義番号を利用したデータ参照式が廃止されます
- 「メッセージ送信中間イベント(HTTP)」等での Basic 認証の設定方法にて、アプリ内で設定される Basic 認証は廃止されます
2022年4月対応予定
- 処理フォーム画面をカスタマイズする「高度なレイアウト」機能が廃止されます
- タスクに「スター」を追加/削除する次の API が廃止されます
- /API/OR/Workitem/Star/add
- /API/OR/Workitem/Star/remove
- 検索条件を指定する XML にてタスクへのスターの有無を指定する要素 workitem-starred が廃止されます
- プロセスへのスターの有無を指定する要素 starred を利用ください