Questetra には、HTTP リクエストを受信して新規プロセスを開始したり、ワークフロー途中で HTTP リクエストを待ち受けたりする自動処理工程があります。そのうち、[メッセージ開始イベント(HTTP)]と[受信タスク(HTTP)](旧名称[メッセージ受信中間イベント(HTTP)])では、指定形式のパラメータで値を受け取り、データ項目にセットすることができます(どちらも Professional エディションで利用可能)。
このパラメータの名称について、2024年11月現在はデータ項目の「フィールド名」(q_field_name)が利用されておりますが、過去には「データ定義番号」を利用した受信パラメータ名(data[1].input など)が利用されておりました。「データ定義番号」を利用した旧形式のパラメータは現在も動作しますが、2026年4月に廃止される予定となっております。
本記事では、廃止予定の旧形式パラメータの見つけ方と対処方法について案内します。
「データ定義番号」を利用した HTTP パラメータの廃止
[メッセージ開始イベント(HTTP)]/[受信タスク(HTTP)](旧[メッセージ受信中間イベント(HTTP)])にて、「データ定義番号」を利用した旧形式のパラメータ(data[1].input , data[2].email など)については、2026年4月に廃止される予定です。
関連ドキュメント
- R2210: HTTP リクエスト受信時のパラメータと設定サンプル
- M221: 特定URIにHTTPリクエストがあった時に自動的に開始されるように設定する
- M226: 特定のURIへのHTTPリクエストを待ち受けるように設定する
- M225: 業務データを組み込んだHTTPリクエストが、自動的に送信されるように設定する
旧形式パラメータの利用を見つける方法
実際に旧形式パラメータを利用した HTTP リクエストがあった場合、[プロセスログ]に「警告ログ(Warn)」が出力されます。この警告ログにて、受信側のアプリや工程を特定できるので、その情報を元にリクエスト送信元を特定します。
[システム管理権限]を持つユーザは、[システム設定]>[プロセスログ]からプロセスログを検索・一覧できます。フィルタ条件にて「警告を含むログのみ」を有効にして検索すると、「警告ログ(Warn)」のみを一覧することができます。対象アプリや日付の条件も加えることで、さらに絞り込むことも可能です。
[メッセージ開始イベント(HTTP)]/[受信タスク(HTTP)]が利用されているアプリは、[システム設定]>[アプリ外部連携]>[HTTP 受信 – メッセージ開始イベント (HTTP) など]メニューから確認できます。他の廃止予定機能が利用されている場合も警告ログが出力されますので、件数が多い場合は対象アプリを調べた上で絞り込んでください。

一覧にある マークをクリックすると各ログの詳細(ログメッセージ)を確認することができます。旧形式のパラメータで受信している場合、[Warn] ではじまる次のような形式のログメッセージが出力されています。
[Warn] data[5].input has been deprecated. Use q_date5 instead.
[プロセスログ]には「アプリ名」や「工程名」も記録されるため、HTTP リクエストを受信したプロセスや自動工程を特定できます。

[システム管理権限]を持っていない場合、各ワークフローアプリの[アプリ管理権限]ユーザは、「警告ログ(Warn)」の確認を[システム管理権限]を持つユーザに依頼してください。
もしくは、プロセス詳細画面の「管理者モード」にて自動工程の処理記録から自動処理ログをご確認ください(要[コントロール権限])。
旧形式パラメータへの対処方法
旧形式パラメータによる HTTP 受信が確認されたら、その HTTP リクエストの送信元でパラメータ名を「フィールド名」を利用した形式に変更します。
HTTP リクエストを受信したのが[メッセージ開始イベント(HTTP)]
送信元が同じワークフロー基盤の他のプロセスの場合
受信側プロセスのプロセス詳細画面にて、送信元プロセス(親プロセス)のプロセスIDを確認することができます。
親プロセスを特定できたら、そのアプリの編集画面にて、HTTP リクエストを送信している工程を確認し、送信パラメータ名を受信側データ項目の「フィールド名」に変更してください。
送信元が同一ワークフロー基盤ではない場合
アプリ定義や業務の内容などから送信元(主に外部システム)を特定してください。送信元を特定したら、HTTP リクエストの送信パラメータ名を「フィールド名」に変更してください。
HTTP 送信元をどうしても特定できない場合は、次の情報と合わせてお問い合わせよりご相談ください。
・警告ログの日時
・HTTP リクエストの URL(もしくは、HTTP 受信工程の種別、アプリID、ノードID、の組み合わせ)
HTTP リクエストを受信したのが[受信タスク(HTTP)](旧[メッセージ受信中間イベント(HTTP)])
アプリ定義や業務の内容などから送信元を特定してください。送信元を特定したら、HTTP リクエストの送信パラメータ名を「フィールド名」に変更してください。
お手数をおかけいたしますが、「警告ログ(Warn)」が出力されている[メッセージ開始イベント(HTTP)]/[受信タスク(HTTP)]については、HTTP リクエスト送信元にて送信パラメータ名の変更をお願いします。
