リリース概要
リリース日
注意すべき変更点
- [メッセージ送信中間イベント(HTTP)]にて、次の場合に設定エラーとなります
- レスポンスを保存するデータ項目とエラーを保存するデータ項目が同一の場合
- セキュリティ設定で OAuth2 を指定した際、参照する OAuth2 設定が存在しない場合
- セキュリティ設定で OAuth2 を指定する際、「変数」を利用している場合(OAuth2 設定での「変数」の利用は廃止予定)
- ページ末尾【仕様などの変更予定】にて、将来バージョンでの変更予定を記載しておりますので、ご確認下さい。
Version 11.9.0 の詳細
◆ 一般利用者向け機能の変更
オープンチャット
- 次の不具合を修正
- 添付画像ファイルをプレビューした際、ファイル名が長いとダウンロードリンクが表示されない場合がある
- 言語設定が「英語」、ファイル名が連続する英数字の場合に発生する
- 添付画像ファイルをプレビューした際、ファイル名が長いとダウンロードリンクが表示されない場合がある
◆ 管理職 (ワークフロー管理者)向け機能の変更
- なし
◆ ワークフロー設計者向け機能の変更
- クラウドサービスと連携できる次の自動工程アイコンを追加
- サービスタスク(Google ドライブ: フォルダ作成)
- サービスタスク(Google ドライブ: ファイル削除)
- サービスタスク(Google カレンダー: 予定追加)
- サービスタスク(Slack: メッセージ投稿 by Incoming-Webhook)
- サービスタスク(Slack: メッセージ投稿 by Bots)
- [サービスタスク(Google ドライブ)]の名称を[サービスタスク(Google ドライブ: ファイルアップロード)]に変更
- アプリ一覧画面に表示されるエラーがあるアプリの一覧から、非稼働(一時停止)状態のアプリを除外
- 「稼働中」のアプリを削除できないように対応
- 削除できるのは、「バージョン1のリリース前」「停止中」のアプリのみ
- 稼働中アプリの削除は、[一時停止]後に行う
- アプリ保存時の設定内容チェックを強化
- ワークフロー図の各アイテムのプロパティ設定画面にて、エラーメッセージの複数行表示に対応
サービスタスク(データ設定)
- EL 式のバリデーション(入力チェック)を一部緩和
- 例えば、参照するデータの内容によって、実行時の成否が変わるような式
- EL 式のバリデーションエラー時のメッセージに詳細な内容を含めるように対応
スクリプトタスク/サービスタスク(Add-on)
- スクリプト内で、HTTP リクエスト数などのシステム制限値を取得できるように対応
- 例えば、httpClient.getRequestingLimit() で、リスエスト数の上限を取得できる
- [サービスタスク(Add-on)]の定義ファイル(XML)に、 license 要素を追加
メッセージ送信中間イベント(メール)
- メールサーバへのメール引き渡しが成功したら、イベントが「正常終了」するように対応
- メールサーバに渡せなかったら「処理失敗」
メッセージ送信中間イベント(HTTP)
- レスポンスを保存するデータ項目とエラーを保存するデータ項目が同一の場合、設定エラーとなるように対応
- エラーを保存するデータ項目は、エラーが発生しない場合に値が「空」となる
- セキュリティ設定で OAuth2 を指定した際、参照する OAuth2 設定が存在しない場合、設定エラーとなるように対応
- セキュリティ設定で OAuth2 を指定する際、「変数」を利用している場合、設定エラーとなるように対応
- OAuth2 設定での変数の利用は、将来、廃止される予定です
- OAuth2 など、設定画面のいくつかの表示ラベルを変更
分岐設定
- XOR / OR ゲートウェイの分岐条件式の設定にて、比較対象となる固定値の文字列長に上限を設定
- 最大 500 文字。500 文字を超えると設定エラー
データ項目/編集許可設定
- 次の不具合を修正
- 「公開フォーム」にて、ユーザ型/組織型/掲示板型データが表示されてしまう場合がある
- テーブル型データ項目の段組を 2 または 4 にできる
- 既存データ項目のデータ型をテーブル型に変更すると、サブ項目の数が 0 となる
◆ システム管理者向け機能の変更
- 新規ワークフロー基盤構築時の IP アドレス制限の設定対象に次の設定を追加
- メッセージ開始イベント(Webhook):アクセス禁止
- 受信タスク (Webhook):アクセス禁止
- 受信タスク (フォーム):アクセス許可
- 次の不具合を修正
- ロール一括登録で G Suite のグループと同期する際、メンバーがいないグループがあるとエラーとなる
- [IPアドレス制限]にて、マニュアルへの案内文に誤り
◆ システムエンジニア向け機能の変更
- なし
◆ 外部ツール等の機能および非機能面での変更
- なし
仕様などの変更予定
将来バージョンにて、次の仕様変更、システム基盤の変更を予定しております。
2019年対応予定
- 「スクリプトタスク」で選択型データ項目を上書きする際に指定する List 内の要素にて、文字列以外のものがあれば、スクリプト実行エラーとなるように仕様を変更します(予定:Ver. 11.10.0 / 2019年4-6月)
- ファイル型データ項目では、List 内にファイル (QfileView、NewQfile) 以外のものがあれば、スクリプト実行エラーとなるので、同じ動作となるように対応
- 「メッセージ送信中間イベント(HTTP/メール)」にて、変数「${var[key]}」を廃止します(予定:Ver. 11.11.0 / 2019年7-9月)
- 呼び出し先の[メッセージ開始/受信中間イベント(HTTP)]にて key を自由に設定できるようになりました。セキュリティ等を考慮の上、適切な key を設定してください。
- key パラメータを送信の際は、${var[key]} を使用せず、イベントごとに設定した固定値を指定するようにしてください
- 「${var[key]}」を利用しているアプリは警告表示されるようになっております。廃止されるまでは現在の設定でも動作しますが、アプリをバージョンアップする際は、「${var[key]}」を利用しないように変更いただく必要があります。
- 「メッセージ開始イベント(HTTP/フォーム)」「メッセージ受信中間イベント(HTTP)」にて、processModelInfoId / nodeNumber、および key(「フォーム」のみ)をリクエストパラメータに含む形式の URL を廃止します(2019年7月以降)
- 廃止される形式
- /System/Event/MessageStart/start?processModelInfoId=123&nodeNumber=0
- /System/Event/IntermediateMessage/receive?processModelInfoId=123&nodeNumber=4
- /System/Event/MessageStartForm/view?processModelInfoId=123&nodeNumber=1&key=XXXYYYZZZ
- 新しい形式(Ver. 11.4 以降)
- /System/Event/MessageStart/123/0/start
- /System/Event/IntermediateMessage/123/4/receive
- /System/Event/MessageStartForm/123/1/XXXYYYZZZ/view
- 廃止される形式
- 「スクリプトタスク」「サービスタスク(Add-on)」にて、次の形式のデータ参照/更新方法を廃止します(2019年7月以降)
- 参照:data.get(“1”)、更新:retVal.put(“1”, “hogehoge”)
- engine.findDataByNumber(1)、engine.setDataByNumber(1, “hogehoge”) など、新しい形式(Ver. 11.4 以降)への変更をお願いします(M230)
- 「全てのプロセス履歴を検索する」「タスク処理履歴を検索する」API にて、プロセスデータ項目を検索結果に含めるには、表示項目として明示的に指定するように変更します(2019年7月以降)
- –現在は、検索条件として指定されたプロセスデータ項目は自動的に検索結果にも含まれています
- –仕様変更後は、 要素が指定されているプロセスデータ項目のみが検索結果に含まれるようになります
- 3年程度以上前に作成されたアプリアーカイブをサポート対象外とします(2019年7月以降)
- 2019年時点では2016年以降が、2020年時点では2017以降がサポート対象となります(常に過去3年がサポート対象)
- サポート対象外のアプリアーカイブはインポートできません
- [メッセージ送信中間イベント(HTTP)]のセキュリティ設定にて OAuth2 を指定する際、「変数」が利用できなくなります(2019年7月以降)
- Ver. 11.9 以降、「変数」が利用されている場合、設定エラーとなりますので、変更をお願いします
お知らせ
- 無料ハンズオンセミナーの開催情報
- 1月30日(水) 京都開催:業務プロセス設計 ビギナー編
- 2月12日(火) 東京開催:業務プロセス設計 ビギナー編
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